
英検の成績を出願で使う受験生に、公式が確認を求めている項目があります。
合格したかどうかとは別の話です。
登録された情報と、出す書類の種類の2つ。
公式ページに並んでいる中身だけを整理します。
出願の前に確かめることは3つ
公式は、入試で英検の成績を学校へ出す受験生に3つの確認を求めています。
- 提出予定の成績の氏名(カナ氏名)と生年月日が正しく登録されているか
- 学校へ提出する証明書がどれか
- 自分の成績のCEFRレベルをどう確かめるか
3つとも、出願より前に片づけておくものです。
締切の直前に気づくと、間に合わないことがあります。
出願で誤りがあると起きること
登録内容のずれは、そのまま不利になります。
入試で学校側が英検の成績を参照するときに生年月日などに誤りがあった場合、受験が認められない可能性があります。
合格していても、本人だと確かめられなければ意味を持ちません。
だから最初の確認が氏名と生年月日になっています。
出願前に生年月日を確かめる手順
受験者マイページで4ステップです。
| 順番 | やること |
|---|---|
| Step1 | 受験者マイページにアクセスする |
| Step2 | 生涯学習アカウントでログインする |
| Step3 | 閲覧したい年度・回次の「受験情報確認・変更」をクリックする |
| Step4 | 自分の生年月日を確認する |
ウェブで成績を見るには、生涯学習アカウントのログインか登録が要ります。
紙の個人成績表でも確かめられます。
出願の一覧に年度が出ないとき
古い回次が並ばないことがあります。
一覧に表示されない年度・回次は、申込情報の引継ぎを行うことで閲覧できる場合があります。
手続きの名前がそのまま入り口になっている形。
引継ぎには英検IDとパスワードが必要になる場面があります。
出願で使う英検の証明書3種類
英検の証明書類は3つに分かれます。
| 書類 | 誰に出るか |
|---|---|
| 合格証明書(和文・英文) | 合格者のみに発行 |
| 英検CSEスコア証明書 | 有料で発行 |
| 個人成績表 | 受験者全員に発行 |
学校によって、求められる書類が違います。
募集要項を見て、合うものを選ぶ形です。
合格証明書そのものの中身は英検合格証明書は合格すると無料で届くで並べています。↓

出願の証明書は試験方式ごと
同じ3種類が、方式ごとに1セット。
英検、英検S-CBT、英検S-Interviewの3方式それぞれに、合格証明書と英検CSEスコア証明書と個人成績表があります。
方式ごとのサンプルも公式に置かれています。
自分が受けた方式の書類を選ばないと、見た目が違って学校側が確認できません。
出願時に求められる主な項目
書類と一緒に、入力を求められる項目があります。
- 受験級
- 級合否と英検CSEスコア(技能別または総合スコア)
- 受験年度、受験回次、個人番号、生年月日
どれも証明書のどこかに載っています。
出す前に、載っている場所を先に見つけておくと速い。
出願用で再発行できる証明書
作り直せるのは2種類です。
合格証明書は、合格時に合格証書とともに英文・和文それぞれ1通が無料で送られ、そのあとは有料で再発行を受け付けています。
英検CSEスコア証明書は希望者だけに有料で出る書類で、合格・不合格を問わず使えます。
不合格でもスコアの証明はできる、という作りです。
どちらの再発行手数料も、各級とも1通1,200円(税込・送料込み)です。
級が違っても値段は同じ。
出願用で再発行できない書類
こちらは失うと戻りません。
合格証書(Certificate)と個人成績表の2点は、再発行を行っていません。
学校へ提出するときは、この違いに注意が要ります。
原本を出すよう求められたら、返却されるかどうかを先に学校へ確かめておく形になります。
出願で使うCEFRの記載時期
級とスコアに加えて、CEFRを見る学校があります。
英検では2020年度から、証明書類にCEFRが記載されるようになりました。
2019年度以前の成績は、有料で再発行すればCEFRレベルを記載した形で出ます。
古い成績でも、書類を作り直せば同じ土俵に乗る。
出願に必要なCEFRと級の関係
級によって、出るCEFRの範囲が違います。
公式は、出願に必要なCEFRレベルが算出される級を受けるよう案内しています。
下の級でどれだけ点を取っても、上のレベルが出ない組み合わせがあるからです。
級ごとの範囲は英検のCEFRは受けた級で出る範囲が決まるで並べています。↓

出願でのみなし満点という優遇
優遇の形にはいくつか種類があります。
みなし満点とは、大学が定めた英語民間試験の成績を持つ受験生に対し、大学個別入試などの英語試験の得点を満点とみなす優遇方式です。
ほかに、CEFRレベルに応じて点を加える形もあります。
出願資格として使う大学もあり、同じ成績でも扱いは大学ごとに変わります。
出願の優遇を決めるのは大学
基準を決めているのは協会ではありません。
公式ページに載っている表は、あくまで参考として置かれた利用例です。
実際の優遇内容は、必ず大学の募集要項などで確かめる必要があります。
級とスコアの関係は英検を入試で使うとき出願資格のCSEスコアは級ごとに違うで並べています。↓

出願でのCEFR加点の例
公式には加点の場合の例も置かれています。
大学がA1に0点、A2に5点、B1に10点、B2に20点、C1とC2に30点を加点する場合の、級ごとのCSEスコアの範囲です。
| 加点 | その加点になるスコア(級ごと) |
|---|---|
| 30点 | 1級 2600〜3400 |
| 20点 | 準1級 2300〜3000/1級 2304〜2599 |
| 10点 | 2級 1950〜2600/準1級 1980〜2299 |
| 5点 | 準2級 1700〜2400/2級 1728〜1949 |
| 加点なし | 3級 0〜2200/準2級 0〜1699/2級 0〜1727/準1級 0〜1979/1級 0〜2303 |
同じ20点でも、準1級と1級では必要なスコアが違います。
上の級ほど、同じCEFRに届くスコアの位置が下がる作り。
出願でのみなし満点の例
みなし満点の側にも例があります。
大学がCEFRのB2を英語試験のみなし満点としている場合、優遇を受けられるのは準1級で2300〜3000、1級で2304〜3400のスコアです。
3級から2級までは、この例ではみなし満点の欄が空いています。
B2まで届く級を受けないと、その優遇は使えません。
出願前の問い合わせ先の分かれ方
聞く窓口も方式で分かれています。
従来型の英検は英検のお問い合わせ、英検S-CBTは英検S-CBTのお問い合わせと、それぞれ別の入り口が案内されています。
登録内容の誤りに気づいたら、受けた方式の窓口へ。
紙の個人成績表でも、氏名と生年月日は確かめられます。
出願についてよくある質問
公式ページに答えがあるものだけ並べます。
生年月日はどこで直せますか
受験者マイページの「受験情報確認・変更」の画面です。
不合格でも出せる書類はありますか
英検CSEスコア証明書が使えます。
合格・不合格を問わず、受験したときのスコアを証明できます。
個人成績表をなくしたら
再発行は行われていません。
古い成績にCEFRは載りますか
2019年度以前の分は有料の再発行で記載されます。
どの証明書を出すか迷ったら
学校の募集要項に書かれたものに合わせます。
出願について公式ページにないこと
この記事で書けなかったことを並べます。
氏名や生年月日の訂正が反映されるまでの日数です。
いつまでに直せば出願に間に合うのか、という期限は置かれていません。
学校へ原本を出したあと返してもらえるかどうかも、このページからは分かりません。
どの大学がどの優遇を採るかの一覧もありません。
出願の参考文献
この記事の内容は、次の3ページから取りました。
- 英検成績を入試で利用される際の確認事項(3つの確認・証明書の種類・CEFRの記載時期・優遇の例/日本英語検定協会 公式サイト)
- 合格証明書(無料発行と有料再発行の扱い/日本英語検定協会 公式サイト)
- 英検CSEスコア証明書(合否を問わず発行できる範囲/日本英語検定協会 公式サイト)
制度は変わることがあるので、出す前に公式ページで確かめてください。
スコアだけの証明は英検CSEスコア証明書は1通1,200円・不合格でも出せるで並べています。↓

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