4級に受かった人が3級の問題冊子を開くと、見覚えのない並びになっています。
4級にあった「並べ替え」の問題が、3級の表には載っていません。
代わりに長文の問題数が増えています。
このページでは、公益財団法人 日本英語検定協会が3級の試験内容のページに載せている表の値だけを使って、英検3級のリーディングの中身を並べます。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
情報の取得日は2026年9月17日です。
英検3級のリーディングは大問が3つ、問題数は合計30問です
先に結論を置きます。
英検3級のリーディングは大問が3つ、問題数は合計30問です。
内訳は短文の語句空所補充が15問、会話文の空所補充が5問、長文の内容一致選択が10問です。
4級にあった日本文付き短文の語句整序5問は、3級の表にはありません。
英検3級のリーディングは、並べ替えが消えて長文が10問入る級です。
英検3級のリーディングの大問3つを公式の表から書き出します
3級の試験内容の表を、そのまま書き写します。
| 形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| 短文の語句空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 15問 | 短文・会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 会話文の空所補充 | 会話文の空所に適切な文や語句を補う。 | 5問 | 会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 長文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 10問 | 掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
(3級の試験内容の記載をもとに作成)
大問は3つ、合計30問です。
3つとも4肢選択で、選択肢は問題冊子に印刷されています。
並べ替えのような記述の作業は、リーディングの表にはありません。
英検3級のリーディングの長文は掲示・案内から始まる
長文の内容一致選択は10問で、問題文の種類が3つ書かれています。
公式の記載は「掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文」です。
掲示や案内は、文章というより貼り紙やお知らせの形です。
Eメールは手紙文と並べて書かれています。
説明文は、まとまった長さの文章です。
英検3級のリーディングでは、長さの違う3種類の文章が同じ大問の中に入っている形になります。
4級の長文も問題文の種類は同じ3つで、問題数も同じ10問です。
英検3級のリーディングは65分をライティングと共有します
公式の記載は「リーディング・ライティング(65分)」です。
3級からライティングが加わるので、時間の区切り方が4級までと変わります。
4級はリーディングだけで35分と決まっていました。
3級ではリーディング30問とライティング2問をまとめて65分です。
英検3級のリーディングに何分使うかは、公式には書かれていません。
リスニングは別に約25分です。
公式の推奨目安は、3級が「中学卒業程度」です。
英検3級のリーディングを準2級と4級のあいだで並べます
同じ形の表が級ごとに公開されているので、並べて数えられます。
| 級 | 短文の語句空所補充 | 会話文の空所補充 | 語句整序 | 長文の語句空所補充 | 長文の内容一致選択 | 合計 | リーディングの時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 準2級 | 15問 | 5問 | — | 2問 | 7問 | 29問 | 80分(ライティングと合わせて) |
| 3級 | 15問 | 5問 | — | — | 10問 | 30問 | 65分(ライティングと合わせて) |
| 4級 | 15問 | 5問 | 5問 | — | 10問 | 35問 | 35分(リーディング単独) |
(各級の試験内容ページの記載をもとに作成)
3級の行には、語句整序も長文の語句空所補充もありません。
語句整序は下の4級にあり、長文の語句空所補充は上の準2級にあります。
3級はその2つが両方とも無い、ちょうど切れ目の級です。
代わりに長文の内容一致選択が10問で、上の準2級の7問より多いです。
英検3級のリーディングと4級の差は語句整序と時間の置き方
4級のリーディングは大問4つで、合計35問です。
短文の語句空所補充15問と長文の内容一致選択10問は、3級と同じ数です。
4級にあって3級にないのが、日本文付き短文の語句整序5問です。
会話文の大問は名前が違い、4級は「会話文の文空所補充」、3級は「会話文の空所補充」です。どちらも5問です。
時間の置き方も違います。4級はリーディングだけで35分と決まっています。
3級はライティングと合わせて65分で、リーディングだけの時間は決まっていません。
3級からライティングが加わるので、時間の区切り方そのものが変わります。
英検3級のリーディングの長文は掲示・案内から説明文までの3種類
公式の表の「問題文の種類」には、長文の大問に3つの語が並んでいます。
- 短文の語句空所補充|短文・会話文
- 会話文の空所補充|会話文
- 長文の内容一致選択|掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文
「掲示・案内」は、貼り紙やお知らせの形です。
「Eメール(手紙文)」と「説明文」が続きます。
長さの違う3種類が、同じ10問の中に入っている形です。
この欄に載っていない種類の文章について、公式ページは何も書いていません。
英検3級のリーディングに出る場面と話題
公式の表には、問題文の種類とは別に「主な場面・題材」という欄があります。
| 欄 | 3級の記載 |
|---|---|
| 場面・状況 | 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど |
| 話題 | 家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化、人物紹介、歴史など |
(3級の試験内容の記載をもとに作成)
場面・状況から「職場」が消えています。
職場が入るのは準2級から上で、3級以下は家庭と学校と地域です。
話題には「家族」「友達」「自己紹介」「休日の予定」「近況報告」が入ります。
4級の表にない「人物紹介」と「歴史」が、3級で加わります。
英検3級のリーディングは、身のまわりの話題に「人物紹介」と「歴史」が足された範囲です。
準2級以上にある「教育」「科学」「自然・環境」は、3級の表にはありません。
英検3級のリーディングの審査基準は「身近なことに関する文章」
問題数とは別に、各級の審査基準のページに級ごとの1行があります。
3級の「程度」は、「身近な英語を理解し、また使用することができる。」です。
審査領域は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つに分かれていて、3級の「読む」は「身近なことに関する文章を理解することができる。」と書かれています。
準2級の行は「日常生活の話題に関する文章」でした。
3級は「身近なことに関する文章」です。
4級になると「簡単な文章を理解することができる」に変わり、話題の範囲を言う語が消えます。
3級の1行は、範囲を言葉で区切っている最後の級です。
英検3級のリーディングについて公式ページに書かれていないこと
英検3級のリーディングについて、公式の試験内容のページが書いていないことがあります。
長文10問と短文15問の配点の差は書かれていません。
中学卒業程度という目安は書かれていますが、単語の数は書かれていません。
65分のうちリーディングに何分という目安も書かれていません。
正答数と合否の関係も書かれていません。
2026年9月17日に3級の試験内容のページを取得し、語を機械で数えて確かめました。
「配点」「単語数」「語彙数」「時間配分」「正答数」は、どれも0件でした。
合格に必要なスコアは公表されていますが、それは試験内容のページではなく合格基準のページに載っています。
英検3級のリーディングのほかに3級で測られる技能
3級からライティングと面接が加わります。
英検3級の合格点は一次1103点・二次353点にまとめてあります。
英検3級のライティングはEメールと英作文の2問にまとめてあります。
英検3級のリスニングは第1部だけ1回しか流れないにまとめてあります。
英検3級の面接は音読1つと質問5つで終わるにまとめてあります。
つまり3級は、4技能すべてが測られる最初の級です。
英検3級のリーディングについてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
英検3級のリーディングの問題数は
30問です。短文の語句空所補充15問、会話文の空所補充5問、長文の内容一致選択10問という内訳です。
4級にあった並べ替えは出ますか
出ません。日本文付き短文の語句整序があるのは4級と5級だけです。
長文は何を読ませられますか
問題文の種類に「掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文」の3つが書かれています。
長文は何問ありますか
長文の内容一致選択の10問です。3級には長文の語句空所補充がありません。
リーディングだけの制限時間はありますか
ありません。3級からライティングが加わるので、公式は「リーディング・ライティング(65分)」とまとめて書いています。
4級との差はどこですか
4級は大問4つで35問、リーディング単独35分です。3級は大問3つで30問、時間はライティングと共有です。
配点や必要な単語数を知りたい
公式の試験内容のページには書かれていません。語を機械で数えて0件であることを確かめました。
英検3級のリーディングの数字を取った公式ページ
この記事で数字を取った公式ページを並べておきます。
確認日はいずれも2026年9月17日です。
形式は改定されるので、受ける回の内容は公式で確かめてください。

Comments