英検4級のリーディングには、上の級に無い特徴が2つあります。
1つは、リーディングだけで時間が決まっていることです。
もう1つは、並べ替えの問題が残っていることです。
このページでは、公益財団法人 日本英語検定協会が4級の試験内容のページに載せている表の値だけを使って、英検4級のリーディングの中身を並べます。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
情報の取得日は2026年9月17日です。
英検4級のリーディングは大問が4つ、問題数は合計35問です
先に結論を置きます。
英検4級のリーディングは大問が4つ、問題数は合計35問です。
内訳は短文の語句空所補充が15問、会話文の文空所補充が5問、日本文付き短文の語句整序が5問、長文の内容一致選択が10問です。
そして公式の記載は「リーディング(35分)」です。
35問に35分なので、1問あたり1分という置き方になっています。
英検4級のリーディングの大問4つと35問の内訳
4級の試験内容の表を、そのまま書き写します。
| 形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| 短文の語句空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 15問 | 短文・会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 会話文の文空所補充 | 会話文の空所に適切な文や語句を補う。 | 5問 | 会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 日本文付き短文の語句整序 | 日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。 | 5問 | 短文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 長文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 10問 | 掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
(4級の試験内容の記載をもとに作成)
大問は4つで、合計35問です。
4つとも4肢選択で、選択肢は問題冊子に印刷されています。
並べ替えの問題も、選ぶ形で答えます。
英検4級のリーディングにだけ残る日本文付き短文の語句整序
日本文付き短文の語句整序は5問です。
公式の「形式・課題詳細」は「日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。」と書いています。
日本語の文が先にあり、それに合うように英語の語句を並べ替えます。
この大問があるのは4級と5級だけで、3級以上の表には載っていません。
問題文の種類は「短文」です。
解答形式は他の大問と同じ4肢選択で、選択肢は問題冊子に印刷されています。
英検4級のリーディングは、並べ替えが出る最後の級のうちの1つです。
英検4級のリーディングは35分と単独で決まっています
公式の記載は「リーディング(35分)」です。
ライティングが表に無いので、リーディングだけの時間になっています。
35問を35分で解く形なので、1問あたり1分という置き方です。
この1問1分は公式が書いている目安ではなく、35問と35分を割った結果です。
4級のリーディングは、時間の使い方を自分で配る必要がない級だということになります。
リスニングは別に約30分で、リーディングより長いです。
公式の推奨目安は、4級が「中学中級程度」です。
英検4級のリーディングを3級と5級のあいだに置いて数えます
同じ形の表が級ごとに公開されているので、並べて数えられます。
| 級 | 短文の語句空所補充 | 会話文の空所補充 | 語句整序 | 長文の語句空所補充 | 長文の内容一致選択 | 合計 | リーディングの時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3級 | 15問 | 5問 | — | — | 10問 | 30問 | 65分(ライティングと合わせて) |
| 4級 | 15問 | 5問 | 5問 | — | 10問 | 35問 | 35分(リーディング単独) |
| 5級 | 15問 | 5問 | 5問 | — | — | 25問 | 25分(リーディング単独) |
(各級の試験内容ページの記載をもとに作成)
4級は語句整序があり、長文の内容一致選択もあります。
5級には長文がなく、3級には語句整序がありません。
この2つが同時にある行は4級だけです。
問題数も4級の35問が3つの中でいちばん多くなります。
英検4級のリーディングを5級と並べると長文10問が増えている
5級のリーディングは大問3つで、合計25問です。
短文の語句空所補充15問、会話文の文空所補充5問、日本文付き短文の語句整序5問という並びです。
この3つは4級とまったく同じ数です。
4級にあって5級にないのが、長文の内容一致選択10問です。
つまり英検4級のリーディングは、5級の25問にそのまま長文10問を足した形になっています。
時間も25分から35分に増えていて、増えた10分がちょうど長文10問ぶんに当たります。
公式の目安は5級が中学初級程度、4級が中学中級程度です。
英検4級のリーディングの長文は掲示・案内とEメールと説明文
公式の表の「問題文の種類」の欄を、大問の順に並べます。
- 短文の語句空所補充|短文・会話文
- 会話文の文空所補充|会話文
- 日本文付き短文の語句整序|短文
- 長文の内容一致選択|掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文
長文の内容一致選択には3種類が書かれていて、3級と同じ並びです。
語句整序の欄は「短文」だけです。
この欄に載っていない種類の文章について、公式ページは何も書いていません。
英検4級のリーディングに出る場面と話題
公式の表には、問題文の種類とは別に「主な場面・題材」という欄があります。
| 欄 | 4級の記載 |
|---|---|
| 場面・状況 | 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど |
| 話題 | 家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化など |
(4級の試験内容の記載をもとに作成)
場面・状況は家庭・学校・地域・電話・アナウンスです。
3級と同じ並びで、「職場」は入りません。
話題は3級とほとんど同じですが、3級にある「人物紹介」と「歴史」がありません。
いちばん外側にあるのが「海外の文化」です。
英検4級のリーディングで読ませる題材は、身のまわりの話に海外の文化が1つ足された範囲です。
5級の表にない「海外の文化」が、4級で加わります。
英検4級のリーディングの審査基準は「簡単な文章」
問題数とは別に、各級の審査基準のページに級ごとの1行があります。
4級の「程度」は、「簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる。」です。
審査領域は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つに分かれていて、4級の「読む」は「簡単な文章を理解することができる。」と書かれています。
3級の行は「身近なことに関する文章」でした。
4級は「簡単な文章を理解することができる」で、話題の範囲を言う語がありません。
5級は「初歩的な語句や文」で、文章という語が消えます。
4級の行が、文章という語が入る下限です。
英検4級のリーディングについて公式ページに書かれていないこと
英検4級のリーディングについて、公式の試験内容のページに無い情報があります。
4つの大問の配点の重みは書かれていません。
語句整序5問が他の大問と同じ配点なのかも書かれていません。
必要な単語数や語彙のレベルも書かれていません。
何問正解すれば通るのかも書かれていません。
2026年9月17日に4級の試験内容のページを取得し、語を機械で数えました。
「配点」「単語数」「語彙数」「時間配分」「正答数」は、すべて0件でした。
合格に必要なスコアは公表されていますが、それは試験内容のページではなく合格基準のページに載っています。
英検4級のリーディングと同じ日に受けるリスニング
4級の一次はリーディングとリスニングの2つです。
英検4級のリスニングは3つの大問とも2回流れるにまとめてあります。
英検の受験票は試験日の1週間前までに届くにまとめてあります。
ライティングと面接の表は、4級にはありません。スピーキングテストは別に録音式で受ける形です。
英検4級のリーディングと同じ日に受けるスピーキングテストの扱い
4級には、リーディングとリスニングのほかにスピーキングテストがあります。
ただしこれは一次試験の表には入っていません。
公式は4級・5級のスピーキングテストを別の特設サイトで案内しています。
受験の形も違い、会場での面接ではなく録音式です。
つまり英検4級のリーディング35問は、合否に直接つながる一次試験のうちの1つです。
スピーキングテストの結果は、4級の合否とは別に出ます。
公式には「4級と5級にはスピーキングテストをご⽤意しております。」と書かれています。
英検4級のリーディングについてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
英検4級のリーディングの問題数は
35問です。短文15問、会話文の文空所補充5問、日本文付き短文の語句整序5問、長文の内容一致選択10問という内訳です。
英検4級のリーディングは何分ですか
35分です。公式の記載が「リーディング(35分)」なので、リーディング単独で時間が決まっています。
並べ替えの問題はどんな形ですか
公式の記載は「日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。」です。日本語の文が先にあります。
並べ替えも選択式ですか
選択式です。解答形式の欄は4つの大問すべてが4肢選択で、選択肢は問題冊子に印刷されています。
長文はどんな文章が出ますか
問題文の種類に「掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文」の3つが書かれています。3級と同じ並びです。
5級との差はどこですか
長文の内容一致選択10問が4級にだけあります。ほかの3つの大問は問題数も同じです。
配点や必要な単語数を知りたい
公式の試験内容のページには書かれていません。語を機械で数えて0件であることを確かめました。
英検4級のリーディングを確かめた公式ページ
この記事で数字を取った公式ページを並べておきます。
いずれも2026年9月17日に確認しました。
形式が変わることがあるので、受ける回は公式で確かめてください。

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