この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
問題数も観点の名前も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
英検2級のライティングは英文要約と英作文の2問です
英検2級のライティングは1問ではありません。
公式の出題形式の表には、ライティングの行が2つ並んでいます。
- 英文要約(文章の内容を英語で要約する。)=1問/問題文の種類は「説明文など」
- 英作文(指定されたトピックについての意見を英語で論述する。)=1問/問題文の種類は「トピックなど」
解答形式はどちらも「記述式」です。
選択肢から選ぶ問題ではありません。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「2級の試験内容」(2026年9月16日に確認)
英検2級のライティングは一次試験の85分の中にあります
公式の「測定技能と検定形式」には、2級の一次試験は「リーディング・ライティング(85分)/リスニング(約25分)」と書かれています。
リーディングとライティングは分けて時間が示されていません。
85分をどう割り振るかは、受験者側に任されている形です。
| 技能 | 公式に書かれた時間 |
|---|---|
| リーディング・ライティング | 85分 |
| リスニング | 約25分 |
| 二次試験(面接) | 約7分 |
同じ85分でも、級によって中身は違います。
準2級は80分、準1級は90分、1級は100分と公式に書かれています。
英検2級のライティングで一緒に解くリーディングは3種類です
85分を共有する相手を知っておくと、配分の見当がつきます。
公式の表では、2級のリーディングは3つの形式に分かれています。
| 形式・課題 | 問題数 | 問題文の種類 |
|---|---|---|
| 短文の語句空所補充 | 17 | 短文、会話文 |
| 長文の語句空所補充 | 6 | 説明文 |
| 長文の内容一致選択 | 8 | Eメール、説明文 |
合計すると31問です。
この31問とライティング2問を、85分の中で解くことになります。
ただし、どちらから解くべきかという指示は公式ページにはありませんでした。
英検2級のライティングは4つの観点で採点されます
公式は採点の観点を専用のページで公開しています。
「ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)」というページです。
そこに並んでいる観点は4つです。
- 内容=課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
- 構成=英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
- 語彙=課題に相応しい語彙を正しく使えているか
- 文法=文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
この4つは、1級・準1級・2級に共通するものとしてまとめられています。
各観点が何点なのかという配点は、このページには書かれていませんでした。
英検2級のライティングで0点になる条件が公式に書いてあります
採点の注意点の中で、いちばん重いのがこれです。
公式の見出しは「TOPICに示された問いに答えていない」です。
本文にはこう書かれています。
「TOPICに示された問いの答えになっていない場合や、全く関係のないTOPICについて書かれていると判断された場合は、すべての観点で0点と採点されることがあります。」
語彙や文法がどれだけ正しくても、問いに答えていなければ全観点が0点になり得る、ということです。
公式が挙げている例では、服装についての賛否を問われているのに、ジーンズの説明だけで終わっている解答が0点の例として示されています。
英検2級のライティングで減点される書き方は4つ挙がっています
0点の条件のほかに、公式は減点につながる書き方を並べています。
| 公式の見出し | 公式の説明 |
|---|---|
| 英語ではない単語を使った解答 | 説明がなく、その言語を理解できない人には分からない場合は減点対象 |
| 意見と矛盾する理由や説明がある | 意見を支える理由としてカウントできないため減点の対象 |
| 理由に対する説明や補足がない | 具体的な例や説明を付け加えて説得力を持たせる |
| 関係の無い内容が含まれている | 論理に一貫性がないと判断され【構成】の点で減点の対象となることがある |
1つ目については、公式が具体例を出しています。
「salaryman(サラリーマン)」は前後に「who work for the company」という説明があるため減点されない、と書かれています。
一方で「seifuku(制服)」は説明がないため減点対象になる、と続きます。
日本語由来の単語を使うこと自体が禁止されているわけではありません。
説明が付いているかどうかで扱いが変わります。
英検2級のライティングで公式が勧めている書き方
採点の観点のページには、観点ごとにアドバイスが添えられています。
これも公式の文章なので、そのまま並べます。
- 内容=「自分の意見と合わせて、その理由を明確にしましょう。」「単純に「安いから」や「便利だから」だけでなく、安くなることがどういうことにつながるのか、また便利になることの具体的な例なども書きましょう。」
- 構成=「伝えたい情報の流れや展開を示す表現(接続詞など)を効果的に使って」
- 語彙=「同じ語彙や表現の繰り返しにならないように、文脈に合わせて多様な語彙や表現を適切に使用して」
- 文法=「同じような形の文の繰り返しにならないように、多様な文のパターンを適切に使用して」
語彙と文法のアドバイスは、どちらも「繰り返しにならないように」から始まっています。
同じ言い回しを続けないことが、2つの観点でそろって挙げられています。
英検2級のライティングは合格基準スコアの中でどう効くのか
公式は合否の判定方法をこう説明しています。
「各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)を算出し、合格基準スコア(英検CSEスコア)に達した方は、合格と判定されます。」
そして一次試験については、こう続きます。
「一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能(4級以下はリーディングとリスニングの2技能)の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。」
2級の一次試験の合格基準スコアは1520です。
| 級 | 一次試験の合格基準スコア | 測定技能 |
|---|---|---|
| 1級 | 2028 | Reading/Listening/Writing |
| 準1級 | 1792 | Reading/Listening/Writing |
| 2級 | 1520 | Reading/Listening/Writing |
ライティングは3技能のうちの1つとして合算されます。
一次試験の合格点の中身は、英検2級の合格点は一次1520点・二次460点に満点との差まで並べてあります。
英検2級のライティングは準2級と何が違うのか
準2級から続けて受ける人が驚くのが、要約が入ることです。
| 項目 | 準2級 | 2級 |
|---|---|---|
| 1問目 | Eメール(返信メールを英文で書く。) | 英文要約(文章の内容を英語で要約する。) |
| 2問目 | 英作文(質問に対する意見を英語で論述する。) | 英作文(指定されたトピックについての意見を英語で論述する。) |
| 解答形式 | 記述式 | 記述式 |
| 採点の観点 | 4つ(0〜4点の5段階・満点16点) | 4つ(内容・構成・語彙・文法) |
準2級の1問目はEメールの返信でした。
2級の1問目は英文要約に変わります。
準2級のライティングの形は、英検準2級のライティングは2問あるで公式の記載だけを並べてあります。
英検2級のライティングについてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
ライティングは何問ありますか
2問です。
公式の表に英文要約1問と英作文1問が並んでいます。
採点の観点はいくつですか
4つです。
内容、構成、語彙、文法と公式に書かれています。
語数の指定はありますか
公式の試験内容のページと採点の観点のページには、2級の語数の指定は書かれていませんでした。
日本語の単語を書いたら減点されますか
説明があるかどうかで変わります。
公式は説明のある例を減点対象外、説明のない例を減点対象としています。
全部0点になることはありますか
あります。
公式に「すべての観点で0点と採点されることがあります。」と書かれています。
時間は何分ありますか
リーディングと合わせて85分です。
英検2級のライティングを調べるときに見る公式ページ
この記事で使った公式ページを並べておきます。
- 2級の試験内容(形式・課題・問題数・試験時間)
- ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)
- 英検CSEスコアとは(合否判定のしくみ・合格基準スコア)
いずれも2026年9月16日に確認しました。
出題形式は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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