
審査基準は、英検が級ごとに決めている合格の目安です。
点数ではなく、言葉で決めてあります。
用意されているのは1級から5級までの8枠。
公式の記載だけを並べて、級と級の違いがどこにあるのかまで確かめます。
審査基準がある級は8つ
級の数だけ用意されています。
1級・準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級・4級・5級の8つすべてです。
準2級プラスも、ほかの級と同じ形で1枠を持っています。
級を選ぶ前に確かめてほしい、という案内が同じページに置かれています。
級ごとの本文は、どれも同じ2つの枠に分かれています。
審査基準は程度と審査領域でできている
読む場所は2か所です。
1つめが「程度」で、その級で何ができれば足りるのかを1文でまとめた枠になります。
2つめが「審査領域」で、技能ごとに分けて書いた枠です。
級を比べるときは、まず程度の1文だけを横に並べると差が見えます。
審査基準の審査領域は4つに分かれる
技能ごとに1行ずつ書かれています。
読む・聞く・話す・書くの4つで、どの級でもこの並びは変わりません。
4級と5級にも、話すと書くの行があります。
一次試験で解くのは読むと聞くの2つだけなので、行の数と試験の形は一致していません。
4技能で書かれているのは、級の力そのものを示す枠だからです。
読むの行だけを並べると、扱う文章の大きさが級で変わることが分かります。
| 級 | 読む(審査領域) |
|---|---|
| 1級 | 社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる |
| 準1級 | 社会性の高い分野の文章を理解することができる |
| 2級 | 社会性のある内容の文章を理解することができる |
| 準2級プラス | 身近な話題であれば、社会性のある内容の文章を理解することができる |
| 準2級 | 日常生活の話題に関する文章を理解することができる |
| 3級 | 身近なことに関する文章を理解することができる |
| 4級 | 簡単な文章を理解することができる |
| 5級 | 初歩的な語句や文を理解することができる |
5級だけが「文章」ではなく「語句や文」になっています。
長文が出ない級であることと、この1行がつながっています。
級ごとに何が変わるかは英検Can-doリストは「必ずできる」を保証しないと並べると分かります。↓

書くの行も、同じ順で1段ずつ落ちていきます。
| 級 | 書く(審査領域) |
|---|---|
| 1級 | 社会性の高い幅広い話題についてまとまりのある文章を書くことができる |
| 準1級 | 社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる |
| 2級 | 社会性のある話題について書くことができる |
| 準2級 | 日常生活の話題について書くことができる |
| 3級 | 身近なことについて書くことができる |
| 4級 | 簡単な文を書くことができる |
| 5級 | 初歩的な語句や文を書くことができる |
1級と準1級だけに「まとまりのある文章」という言葉が入ります。
2級から下は、まとまりについての指定が消える形です。
要約の課題が上の級にだけある理由が、この行から読み取れます。
審査基準の程度は8段に並ぶ
上の級から下の級へ、言葉が1段ずつ落ちていきます。
| 級 | 程度 |
|---|---|
| 1級 | 広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる |
| 準1級 | 社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる |
| 2級 | 社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる |
| 準2級プラス | 身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる |
| 準2級 | 日常生活に必要な英語を理解し、また使用することができる |
| 3級 | 身近な英語を理解し、また使用することができる |
| 4級 | 簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる |
| 5級 | 初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる |
言葉の差は小さいのに、段はきれいに分かれています。
自分が受ける級の1行と、その上下の1行を見ると位置がつかめます。
審査基準で1級と準1級を分ける語
2つの級の程度は、ほとんど同じ文です。
違うのは1級の頭に付く「広く」の2文字だけになります。
審査領域のほうも、1級は「幅広い分野」「幅広い内容」「幅広い話題」と書かれる形です。
準1級は同じ位置が「社会性の高い分野」で止まります。
扱う話題の広さが、2つの級を分ける軸になっています。
審査基準で2級と準2級プラスを分ける語
ここも文はほぼ同じです。
準2級プラスの頭にだけ「身近な話題であれば」という条件が付きます。
審査領域の4行すべてに、同じ条件が繰り返されている形です。
2級は条件なしで「社会性のある内容」を扱う級になります。
問題数まで並べた比較は英検CSEスコアは級ごとに満点が違うのスコアの側から見ると分かりやすくなります。↓

審査基準が社会生活から日常生活へ変わる段
語が入れ替わる場所が1つあります。
2級と準2級プラスまでが「社会生活」で、準2級から「日常生活」になります。
審査領域の側も、準2級から「日常生活の話題」という言い方に変わる形です。
ここが、扱う場面そのものが切り替わる境目になっています。
級を1つ上げるか迷ったときは、この境目を越えるかどうかで考えられます。
審査基準の3級から5級は3つの語で分かれる
下の3つの級は、1語ずつ違います。
- 3級=身近な英語
- 4級=簡単な英語
- 5級=初歩的な英語


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