この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
放送回数も問題数も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
英検4級のリスニングは3つの大問とも2回流れます
英検4級のリスニングで最初に知っておきたいのは、放送回数です。
公式の出題形式の表には、4級のリスニングが3行で載っています。
- 会話の応答文選択(会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数2回、補助イラスト付き))=10問
- 会話の内容一致選択(会話の内容に関する質問に答える。(放送回数2回))=10問
- 文の内容一致選択(短いパッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数2回))=10問
3行とも「放送回数2回」です。
1回目で聞き取れなくても、もう一度流れます。
この「2回」という条件が付くのは、8つの級のうち4級と5級だけです。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「4級の試験内容」(2026年9月16日に確認)
英検4級のリスニングは30問で約30分です
問題数は3つの大問で10問ずつ、合計30問です。
公式の「測定技能と検定形式」には「リーディング(35分)/リスニング(約30分)」と書かれています。
| 形式・課題 | 問題数 | 放送回数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| 会話の応答文選択 | 10 | 2回・補助イラスト付き | 会話文 | 3肢選択(選択肢読み上げ) |
| 会話の内容一致選択 | 10 | 2回 | 会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 文の内容一致選択 | 10 | 2回 | 物語文、説明文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
ここで目を引くのが時間です。
4級のリスニングは約30分で、3級や準2級の約25分より長く取られています。
放送が2回流れるぶん、時間も長くなる形です。
英検4級のリスニングの第1部にはイラストが付いています
公式の表で、4級の会話の応答文選択には「補助イラスト付き」と書かれています。
形式の説明は「会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。」です。
この大問の解答形式は「3肢選択(選択肢読み上げ)」です。
選択肢は問題冊子に印刷されていません。
その代わりに、絵が手がかりとして付いています。
残りの20問は「4肢選択(選択肢印刷)」なので、選択肢は手元で読めます。
この「補助イラスト付き」という記載は、5級と3級の表にもあります。
準2級から上の表には、この記載がありません。
英検4級のリスニングは5級と何が違うのか
5級から続けて受ける人のために、公式の表を並べます。
| 項目 | 5級 | 4級 |
|---|---|---|
| 会話の応答文選択 | 10問・放送2回・補助イラスト付き | 10問・放送2回・補助イラスト付き |
| 会話の内容一致選択 | 5問・放送2回 | 10問・放送2回 |
| 3つ目の大問 | イラストの内容一致選択(10問・放送2回) | 文の内容一致選択(10問・放送2回) |
| 合計 | 25問 | 30問 |
| リスニングの時間 | 約20分 | 約30分 |
いちばん大きな違いは3つ目の大問です。
5級は「短文を聞いて、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ。」というイラストの問題でした。
4級では「短いパッセージの内容に関する質問に答える。」に変わります。
絵を選ぶ問題から、文章を聞いて答える問題に切り替わる級です。
問題数も25問から30問に増えます。
英検4級のリスニングは3級と何が違うのか
次の級を見据えるなら、ここも先に見ておくと差が分かります。
| 項目 | 4級 | 3級 |
|---|---|---|
| 会話の応答文選択 | 10問・放送2回 | 10問・放送1回 |
| 会話の内容一致選択 | 10問・放送2回 | 10問・放送2回 |
| 文の内容一致選択 | 10問・放送2回 | 10問・放送2回 |
| リスニングの時間 | 約30分 | 約25分 |
大問の構成は同じです。
変わるのは第1部の放送回数で、3級では1回になります。
公式の表で見ると、放送が2回から1回に減る最初の場面がここです。
3級のリスニングの並びは、英検3級のリスニングは第1部だけ1回しか流れないで公式の表どおりに並べてあります。
英検4級のリスニングで扱われる話題は公式に並んでいます
級全体の「主な場面・題材」が公式に載っています。
場面・状況は「家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど」です。
話題は「家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化など」です。
5級の一覧と比べると、4級には「海外の文化」が加わっています。
場面・状況の側では「アナウンス」が5級には無く、4級から入っています。
公式はこの一覧に注意書きも添えています。
「同じ分野に属するものでも級によって問題文などの長さや内容が異なります。また、出題される質問のレベルも異なります。」です。
英検4級のリスニングが合否にどう効くのか
4級の合否の出し方は、3級から上とは違います。
公式はこう書いています。
「一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能(4級以下はリーディングとリスニングの2技能)の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。」
4級はリーディングとリスニングの2技能だけで判定されます。
合格基準スコアの表でも、4級の測定技能は「Reading・Listening」と書かれています。
| 級 | 一次試験の合格基準スコア | 測定技能 |
|---|---|---|
| 3級 | 1103 | Reading/Listening/Writing |
| 4級 | 622 | Reading/Listening |
| 5級 | 419 | Reading/Listening |
2技能しかないので、リスニングの比重は3級から上より大きくなります。
公式には「英検4級・5級の級認定は、従来通り、リーディングとリスニングの一次試験の合否のみで判定します。」とも書かれています。
英検4級のリスニングとスピーキングテストは別のものです
4級にはスピーキングテストがありますが、級の合否とは切り離されています。
公式の記載はこうです。
「4級・5級のスピーキングテストは、リーディングとリスニングの一次試験の合否に関係なく受験できるテストです。」
スピーキングテストの合格基準スコアは、4級が324と公式の表に書かれています。
テストの形は「スピーキングテスト(約4分)」で、解答形式は「録音型面接」です。
中身は音読1問(25語程度のパッセージを読む)、パッセージについての質問2問、イラストについての質問1問、受験者自身のことなど1問と公式に書かれています。
リスニングの結果がスピーキングテストの受験を妨げることはない、というのが公式の説明です。
英検4級のリスニングを受ける日の時間割
公式の試験時間のページでは、4級は午後の欄にあります。
| 項目 | 4級の時刻(公式の記載) |
|---|---|
| 入場開始時間 | 13:20 |
| 着席時間 | 13:45 |
| 試験開始時間 | 14:25 |
| 終了時間(目安) | 15:35 |
公式には「入場開始時間を設けています。混雑緩和のため、この時間より前にはお越しいただかないようにお願いいたします。」と書かれています。
また「F日程以外の準会場は上記と試験時間が異なります。(各団体による任意設定)」ともあります。
4級の検定料は、公式の表で本会場が4,600円(税込)、準会場が2,800円(税込)です。
この表には「4級、5級は一次試験のみ。」という注記も添えられています。
英検4級のリスニングについてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
放送は何回流れますか
2回です。
公式の表の3つの大問とも「放送回数2回」と書かれています。
問題は何問ありますか
30問です。
10問の大問が3つあります。
時間は何分ですか
約30分です。
イラストは付いていますか
第1部に付いています。
公式の表に「補助イラスト付き」と書かれています。
リスニングだけで合否が決まりますか
決まりません。
公式は「リーディングとリスニングの2技能」の合算と書いています。
何問正解すれば合格ですか
公式は正答数ではなくスコアで判定すると書いています。
問題数での合格ラインは、公式ページには載っていませんでした。
英検4級のリスニングを調べるときに見る公式ページ
この記事で使った公式ページを並べておきます。
- 4級の試験内容(形式・課題・問題数・放送回数・主な場面や題材)
- 5級・3級の試験内容(級ごとの比較)
- 英検CSEスコアとは(合否判定のしくみ・合格基準スコア)
- 試験時間・検定料
いずれも2026年9月16日に確認しました。
出題形式は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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