英検準1級のリーディングは、1級の下位版という言い方では説明できません。
公式ページの表を並べると、長文の問題数が1級と1問も違わないからです。
変わっているのは、その前に置かれた短文の問題数のほうです。
このページでは、公益財団法人 日本英語検定協会が準1級の試験内容のページに載せている表の値だけを使って、英検準1級のリーディングの中身を並べます。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
情報の取得日は2026年9月17日です。
英検準1級のリーディングは大問が3つ、問題数は合計31問です
先に結論を置きます。
英検準1級のリーディングは大問が3つ、問題数は合計31問です。
内訳は短文の語句空所補充が18問、長文の語句空所補充が6問、長文の内容一致選択が7問です。
長文にあたる2つを足すと13問になります。
この13問という数は、1級の長文13問と同じです。
英検準1級のリーディングは大問3つ|公式の表をそのまま並べます
準1級の試験内容の表を、そのまま書き写します。
| 形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| 短文の語句空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 18問 | 短文・会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 長文の語句空所補充 | パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 | 6問 | 説明文・評論文など | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 長文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 7問 | 説明文・評論文など | 4肢選択(選択肢印刷) |
(準1級の試験内容の記載をもとに作成)
合計31問を、3つの大問で分けています。
解答形式の欄は3つとも同じで、4肢選択の選択肢印刷です。
リーディングは自分のペースで進められる、という点がリスニングとの違いです。
英検準1級のリーディングの長文は6問と7問に分かれる
長文の大問は2種類あり、聞かれ方が違います。
長文の語句空所補充は、公式の記載では「パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。」です。
文章の中に空いている場所があり、そこに入る語句を選びます。
長文の内容一致選択は「パッセージの内容に関する質問に答える。」です。
文章を読んで、内容についての質問に答えます。
問題文の種類はどちらも「説明文・評論文など」と書かれています。
英検準1級のリーディングでは、物語文やEメールは問題文の種類に挙げられていません。
英検準1級のリーディングは90分のなかに置かれています
公式の記載は「リーディング・ライティング(90分)」です。
1級の100分より10分短く、2級の85分より5分長い置き方です。
この90分でリーディング31問とライティング2問を解きます。
英検準1級のリーディングだけの制限時間は、公式のどこにも書かれていません。
リスニングは別に約30分です。
リスニングは放送に合わせて進むので、時間を自分で配る余地がありません。
公式の推奨目安は、準1級が「大学中級程度」です。
英検準1級のリーディングを1級と2級のあいだに置いて数えます
同じ形の表が級ごとに公開されているので、並べて数えられます。
| 級 | 短文の語句空所補充 | 会話文の空所補充 | 語句整序 | 長文の語句空所補充 | 長文の内容一致選択 | 合計 | リーディングの時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1級 | 22問 | — | — | 6問 | 7問 | 35問 | 100分(ライティングと合わせて) |
| 準1級 | 18問 | — | — | 6問 | 7問 | 31問 | 90分(ライティングと合わせて) |
| 2級 | 17問 | — | — | 6問 | 8問 | 31問 | 85分(ライティングと合わせて) |
(各級の試験内容ページの記載をもとに作成)
合計は準1級と2級がどちらも31問で、1級だけが35問です。
準1級と2級は合計が同じで、内訳が1問ずつ入れ替わっています。
上を見ても下を見ても、準1級の数字は隣とほとんど変わりません。
英検準1級のリーディングを2級と並べると合計31問で同じ
2級のリーディングも大問3つで、合計31問です。
内訳は2級が短文17問・長文の語句空所補充6問・長文の内容一致選択8問です。
準1級は18問・6問・7問なので、合計は同じ31問で、内訳が1問ずつ入れ替わっています。
問題数だけを見ると、準1級と2級のリーディングはほとんど同じ形です。
違いが出るのは問題文の種類のほうで、2級は長文の内容一致選択に「Eメール」が入ります。
準1級には「Eメール」の記載がなく、「説明文・評論文など」だけです。
英検準1級のリーディングの問題文にEメールは入っていません
公式の表の「問題文の種類」の欄を読むと、級ごとの差がはっきり出ます。
- 短文の語句空所補充|短文・会話文
- 長文の語句空所補充|説明文・評論文など
- 長文の内容一致選択|説明文・評論文など
準1級の長文2つは、どちらも「説明文・評論文など」です。
2級の長文の内容一致選択には「Eメール」が入りますが、準1級には入りません。
この欄に載っていない種類の文章について、公式ページは何も書いていません。
英検準1級のリーディングに出る場面と話題
公式の表には、問題文の種類とは別に「主な場面・題材」という欄があります。
| 欄 | 準1級の記載 |
|---|---|
| 場面・状況 | 家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンス、講義など |
| 話題 | 社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など |
(準1級の試験内容の記載をもとに作成)
場面・状況と話題の欄は、1級とまったく同じ文字列です。
「講義」が入るのも、「政治」が入るのも、1級と準1級だけです。
つまり公式の表のうえでは、準1級と1級は読ませる題材の範囲が同じです。
違うのは問題数と、公式が注記している「問題文などの長さや内容」のほうです。
英検準1級のリーディングは、題材の広さでは1級と同じ枠に置かれています。
英検準1級のリーディングの審査基準は「社会性の高い分野」
問題数とは別に、各級の審査基準のページに級ごとの1行があります。
準1級の「程度」は、「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。」です。
審査領域は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つに分かれていて、準1級の「読む」は「社会性の高い分野の文章を理解することができる。」と書かれています。
1級は同じ行に「幅広い」が付きます。準1級には付きません。
2級は「社会性のある内容の文章」で、「高い」が取れます。
この1語ずつの差が、公式が級の差として書いている全部です。
審査基準のページには問題数も時間も載っていません。
英検準1級のリーディングについて公式ページに書かれていないこと
英検準1級のリーディングについて、公式の試験内容のページには無い情報があります。
大問ごとの配点の比率が書かれていません。
準1級で必要な単語数や語彙のレベルも書かれていません。
31問に対する時間配分の目安も書かれていません。
正答数と合否の関係も書かれていません。
2026年9月17日に準1級の試験内容のページを取得し、語を機械で数えて確かめた結果です。
「配点」「単語数」「語彙数」「時間配分」「正答数」は、いずれも0件でした。
合格に必要なスコアは公表されていますが、それは試験内容のページではなく合格基準のページに載っています。
英検準1級のリーディングのほかに一次で測られる技能
準1級の一次は3技能です。
英検準1級のライティングは英文要約と英作文の2問にまとめてあります。
英検準1級のリスニングは29問で放送1回にまとめてあります。
英検準1級の面接は4コマのナレーション2分と質問4つにまとめてあります。
二次試験は4コマのナレーションから始まります。
英検準1級のリーディングについてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
英検準1級のリーディングの問題数は
31問です。短文の語句空所補充18問、長文の語句空所補充6問、長文の内容一致選択7問という内訳です。
1級とはどこが違うのですか
公式の表で違うのは短文の語句空所補充だけです。1級が22問、準1級が18問で、長文の13問は同じです。
2級とはどこが違うのですか
合計はどちらも31問です。内訳が1問ずつ違い、2級の長文にはEメールが入ります。
リーディングだけの制限時間はありますか
ありません。公式は「リーディング・ライティング(90分)」と書いています。
Eメールを読む問題は出ますか
準1級の問題文の種類にEメールの記載はありません。長文は2つとも「説明文・評論文など」です。
審査基準ではどう書かれていますか
「社会性の高い分野の文章を理解することができる。」です。1級は同じ行に「幅広い」が付きます。
配点や必要な単語数を知りたい
公式の試験内容のページには書かれていません。語を機械で数えて0件であることを確かめました。
英検準1級のリーディングを調べた公式ページ
この記事で数字を取った公式ページを並べておきます。
取得日はいずれも2026年9月17日です。
形式が変わることがあるので、受ける回のことは公式で確かめてください。

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