この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
分数も語数も点数も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
英検準1級の面接は4コマのナレーションと質問4つで組み立てられています
英検準1級の面接でやることは、公式の出題形式の表に4行で並んでいます。
音読はありません。
代わりに、4コマのイラストを2分間で語る「ナレーション」が中心に来ます。
公式の表には、次の4行がこの順で載っています。
- 自由会話(面接委員と簡単な日常会話を行う。)=問題数の欄は「-」
- ナレーション(4コマのイラストの展開を説明する。(2分間))=1問
- 受験者自身の意見を問う質問(イラストに関連した質問に答える。)=1問
- 受験者自身の意見を問う質問(カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。)=2問
- 受験者自身の意見を問う質問(カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。)=1問
質問の数は、公式の「二次試験の受け方」に「質問は、No.1からNo.4まで4つあります」と書かれています。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「準1級の試験内容」(2026年9月16日に確認)
英検準1級の面接は約8分で、面接委員は1人です
公式ページの「測定技能と検定形式」には、準1級の二次試験は「英語での面接(約8分)」と書かれています。
解答形式の欄には「個人面接」「面接委員1人」と書かれています。
2人に囲まれる形ではありません。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 形式 | 英語での面接 |
| 時間 | 約8分 |
| 解答形式 | 個人面接、面接委員1人 |
| 測定技能 | スピーキング |
面接委員が2人になるのは1級だけです。
級ごとの面接時間を並べると、準1級の位置がはっきりします。
| 級 | 二次試験の時間(公式の記載) |
|---|---|
| 3級 | 英語での面接(約5分) |
| 準2級 | 英語での面接(約6分) |
| 準2級プラス | 英語での面接(約7分) |
| 2級 | 英語での面接(約7分) |
| 準1級 | 英語での面接(約8分) |
| 1級 | 英語での面接(約10分) |
英検準1級の面接は自由会話から始まります
公式の表のいちばん上に置かれているのが自由会話です。
記載は「面接委員と簡単な日常会話を行う。」です。
問題数の欄は数字ではなく「-」になっています。
「二次試験の受け方」の側では、この場面がこう書かれています。
「面接委員があなたの氏名とこれから受験する級の確認を含め簡単な質問をします。」です。
3級や準2級の受け方にある「簡単な挨拶をします」という書き方とは違い、準1級では「簡単な質問」と書かれています。
英検準1級の面接の中心は2分間のナレーションです
準1級の面接で最も長く話す場面が、このナレーションです。
公式の記載は「4コマのイラストの展開を説明する。(2分間)」です。
考える時間も公式に決められています。
「面接委員から「問題カード」の指示文を黙読し、ナレーションの内容を考えるよう指示されます。考える時間は1分間です。」と書かれています。
そして、話し始め方も指定されています。
「ナレーションの言い出し部分は「問題カード」に印刷されていますから、必ずその言い出し部分を使って、ナレーションを始めてください。」です。
「必ず」と書かれているので、ここは自由に作る場面ではありません。
終わり方についても公式は書いています。
「ナレーションの時間は2分間で、それ以上続く場合は、途中でも中止させられます。」です。
| 場面 | 公式に書かれた時間 |
|---|---|
| ナレーションの考慮時間 | 1分間 |
| ナレーション | 2分間 |
英検準1級の面接の質問4つは何を聞いてくるのか
ナレーションが終わると質問に移ります。
公式の表では、質問は内容によって3種類に分かれています。
- イラストに関連した質問に答える。=1問
- カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。=2問
- カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。=1問
合計すると4問です。
最後の1問だけ「やや関連した」と書かれている点が、この級の特徴です。
カードの話題からひと足伸ばした、社会の話に振られることが公式に明記されています。
カードを見てよい範囲も書かれています。
「答える際には、「問題カード」を見てもかまいません。」とあり、そのあとに「「問題カード」を裏返す」という手順が入ります。
英検準1級の面接は8つの観点で評価されます
公式の解答形式の欄には、評価の観点が並んでいます。
記載は「ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価」です。
数えると8つです。
- ナレーション
- 応答の内容
- 発音
- 語い
- 文法
- 語法
- 情報量
- 積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度
3級から2級までの観点は7つで、先頭に「ナレーション」は入っていません。
準1級だけ、ナレーションそのものが独立した観点として挙がっています。
各観点の配点は、このページには書かれていませんでした。
英検準1級の面接で出た話題は公式に6つ挙がっています
公式の「主な場面・題材」には、準1級は「社会性の高い分野の話題」と書かれています。
そのうえで、過去の出題例が6つ並んでいます。
- 在宅勤務
- レストランでの喫煙
- チャイルドシート
- 住民運動
- キャッチセールス
- 護身術
2級の出題例は「環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメント」でした。
2級が「社会性のある話題」、準1級が「社会性の高い分野の話題」と、公式の言い方も1段変わっています。
英検準1級の面接の当日の流れは12段階で公開されています
公式は入室から退室までを番号付きで並べています。
| 順 | 公式に書かれている内容 |
|---|---|
| 1 | 入室(係員の指示に従い、面接室に入る) |
| 2 | 「面接カード」を面接委員に手渡す |
| 3 | 着席 |
| 4 | 氏名・級の確認と簡単な質問 |
| 5 | 「問題カード」を受け取る(指示文と4コマのイラスト) |
| 6 | ナレーションの考慮時間(1分間) |
| 7 | ナレーション(2分間) |
| 8 | Q&A(No.1) |
| 9 | 「問題カード」を裏返す |
| 10 | Q&A(No.2〜No.4) |
| 11 | 「問題カード」を面接委員に返す |
| 12 | 退室 |
試験中の禁止事項も書かれています。
「面接試験中にメモ・写真撮影・録音などはしてはいけません。」です。
退室後についても決まりがあります。
「退室後は、すみやかに会場から退場します。控室へ戻ったり、待機中の受験者と会話をしてはいけません。」と書かれています。
英検準1級の面接で聞き返しても減点されない条件があります
質問が聞き取れなかったときの扱いは、公式に明記されています。
記載は「質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。」です。
ただし、そのすぐあとに例外が続きます。
「ただし、不自然に行われたり、くり返し聞き返したりした場合は、減点の対象になります。」です。
答えている途中の扱いも書かれています。
「質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進むことがあります。」です。
英検準1級の面接の合格に必要なスコアは512点です
公式の合格基準スコアの表には、準1級の二次試験が512と書かれています。
測定技能はSpeakingだけです。
公式の説明は「二次試験はスピーキングのスコアのみで判定いたします。」です。
| 級 | 一次試験の合格基準スコア | 二次試験の合格基準スコア |
|---|---|---|
| 1級 | 2028 | 602 |
| 準1級 | 1792 | 512 |
| 2級 | 1520 | 460 |
公式はこの数字について「各級の合格基準スコア(英検CSEスコア)は変動しません。」と書いています。
回によって上下する形ではない、ということです。
ただし、512点が何をどれだけ話せば届くのかという換算の説明は、公式ページには載っていませんでした。
英検準1級の面接を受けるには一次試験を通る必要があります
面接は二次試験です。
そこへ進むには一次試験に合格している必要があるので、公式の表から一次の形も並べておきます。
一次試験の時間は「リーディング・ライティング90分 / リスニング約30分」です。
| 技能 | 形式・課題 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 18 |
| リーディング | 長文の語句空所補充 | 6 |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 7 |
| ライティング | 英文要約 | 1 |
| ライティング | 英作文 | 1 |
| リスニング | 会話の内容一致選択 | 12 |
| リスニング | 文の内容一致選択 | 12 |
| リスニング | Real-Life形式の内容一致選択 | 5 |
リスニングに「Real-Life形式」が入るのは準1級からです。
公式の問題文の種類の欄には「アナウンスなど」と書かれています。
英検準1級の面接は1級と何が違うのか
次に1級を見据えている人のために、公式の表を並べます。
| 項目 | 準1級 | 1級 |
|---|---|---|
| 面接時間 | 約8分 | 約10分 |
| 面接委員 | 1人 | 2人 |
| 中心の課題 | 4コマのイラストのナレーション(2分間) | 5つのトピックから1つ選ぶスピーチ(2分間) |
| 考慮時間 | 1分間 | 1分間(メモ不可) |
| 質問 | No.1〜No.4の4つ | Q&A(4分間) |
| 評価の観点 | 8つ | 4つ(スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さ) |
いちばん大きな違いは、絵があるかどうかです。
準1級は4コマのイラストという手がかりがあります。
1級はトピックの文だけで、2分間のスピーチを組み立てます。
英検準1級の面接についてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
面接委員は何人ですか
1人です。
公式の解答形式に「個人面接」「面接委員1人」と書かれています。
面接は何分ですか
約8分です。
公式の検定形式に「英語での面接(約8分)」と書かれています。
音読はありますか
公式の出題形式の表に、準1級の音読は載っていません。
代わりに4コマのイラストのナレーションが置かれています。
ナレーションは何分ですか
2分間です。
公式に「4コマのイラストの展開を説明する。(2分間)」と書かれています。
考える時間はありますか
1分間あります。
公式に「考える時間は1分間です。」と書かれています。
質問は何問ありますか
4問です。
公式に「質問は、No.1からNo.4まで4つあります」と書かれています。
合格に必要なスコアは何点ですか
二次試験は512点です。
公式の合格基準スコアの表に、準1級の二次試験が512と書かれています。
英検準1級の面接を調べるときに見る公式ページ
この記事で使った公式ページを並べておきます。
- 準1級の試験内容(形式・課題・問題数・評価の観点・二次試験の受け方)
- 英検CSEスコアとは(各級の合格基準スコア)
- 各級の目安(準1級は大学中級程度)
いずれも2026年9月16日に確認しました。
制度は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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