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英検の受験者数は年間454万人の志願者数|中高が7割を占める内訳を公式の記載だけで並べます

この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。

人数も年度も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。

公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。

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英検の受験者数として公式が出しているのは年間454万人の志願者数です

先に大事な前置きを1つ書きます。

公式が公開しているのは「受験者数」ではなく「志願者数」です。

2025年度実施分(2025年4月1日~2026年3月31日)の合計は4,543,122人です。

申し込んだ人の数なので、当日休んだ人も含まれます。

実際に会場に来た人が何人だったかは、公式ページに書かれていません。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会「受験の状況」(2026年9月17日に確認)

英検の受験者数の内訳は中学・高校が7割を占めます

公式は4つの区分で人数を出しています。

区分 2025年度実施分の志願者数
小学校以下 516,844人
中学・高等学校(高専含む) 3,144,528人
大学(短大・専修学校含む) 41,963人
その他 839,787人
合計 4,543,122人

中学・高等学校だけで314万人を超えます。

合計に対する割合を計算すると、およそ69%です。

大学は41,963人で、4つの区分でいちばん少ない数字です。

英検の受験者数は4年間で33万人ほど増えています

公式は過去の年度も残しています。

年度 小学校以下 中学・高等学校 大学 その他 合計
2025年度 516,844人 3,144,528人 41,963人 839,787人 4,543,122人
2024年度 547,536人 3,123,527人 41,405人 777,531人 4,489,999人
2023年度 551,604人 3,259,884人 49,003人 643,207人 4,503,698人
2022年度 524,833人 3,102,592人 54,624人 523,871人 4,205,920人

2022年度の4,205,920人から2025年度の4,543,122人まで、337,202人増えています。

ただし一本調子ではありません。

2023年度は4,503,698人、2024年度は4,489,999人で、いったん減っています。

英検の受験者数で伸びているのは「その他」の区分です

増えた分がどこから来たのかを見ます。

「その他」は2022年度が523,871人、2025年度が839,787人です。

この4年で315,916人増えています。

合計の増加分337,202人のうち、ほとんどがここです。

逆に減っている区分もあります。

大学(短大・専修学校含む)は2022年度の54,624人から2025年度の41,963人へ、12,661人減りました。

小学校以下は2023年度の551,604人が最も多く、2025年度は516,844人です。

英検の受験者数には英検Jr.と英検IBAも含まれています

これは見落とすと数字を読み違えます。

公式は表の下にこう書いています。

「実用英語技能検定、英検IBA、英検Jr. の志願者数の合算」

つまり454万人は、いわゆる英検(実用英語技能検定)だけの数ではありません。

3つの試験を足した数です。

公式はこの合算にした経緯も説明しています。

「以上におきまして、今後、『実用英語技能検定』、『英検Jr.』、『英検IBA』を『英検』と総称し、『受験の状況』はこれらの試験の合算志願者数を表記させていただきます。」

実用英語技能検定だけの人数は、このページには書かれていません。

英検の受験者数の集計方法は途中で変わっています

数字を他の資料と比べるときの注意点です。

公式は2つの断り書きを入れています。

「なお、年度をまたぐ集計の際に、年度ごとの集計値が若干変動する場合がありますことをご了承ください。」

もう1つが集計方法の統一についてです。

「なお、このたび合算表記をおこなうにあたり、これまで各試験それぞれでおこなってきた集計方法を統一したことで、本発表の数値と各試験の過去の数値とで若干の差異が生じる場合がございます。」

古い資料に載っている英検の人数と、このページの人数が一致しないことがあります。

どちらが正しいかではなく、集計のしかたが違うという話です。

英検の受験者数が語られる背景にはCSEスコアの導入があります

同じページに、なぜ3試験をまとめたのかが書かれています。

公式はこう説明しています。

「英語学習の初期段階から生涯にわたる継ぎ目のないスコア尺度が必要であり、かつ、そのスコア尺度はあらゆる英語関連の資格・検定試験に共通したものでなければならないという考えのもと、2014年9月、(一財)日本生涯学習総合研究所と共同で、国際基準規格のCEFRと関連性をもたせたユニバーサルなスコア尺度『Common Scale for English(CSE)』を発表いたしました。」

そのあと名称も変わりました。

「『児童英検』を『英検Jr.』、『英語能力判定テスト』を『英検IBA』と名称変更しロゴデザインも一新いたしました。」

この変更は2014年12月19日のこととして書かれています。

CSEスコアの中身は、英検CSEスコアは級ごとに満点が違うにまとめてあります。

英検の受験者数は2021年度の410万人が直近5年でいちばん少ない年でした

公式が残している年度を古いほうまで並べます。

年度 合計の志願者数 前の年度との差
2021年度 4,102,668人 ー
2022年度 4,205,920人 103,252人増
2023年度 4,503,698人 297,778人増
2024年度 4,489,999人 13,699人減
2025年度 4,543,122人 53,123人増

2021年度の内訳は、小学校以下が461,154人、中学・高等学校が3,026,585人、大学が65,549人、その他が549,380人です。

いちばん伸びた年は2023年度で、前の年度から29万人以上増えています。

2021年度と2025年度を比べると、440,454人の増加です。

ただし前の項に書いたとおり、公式は集計値が変動する場合があると断っています。

英検の受験者数に含まれる英検Jr.と英検IBAとは何か

合算されている2つの試験について、公式の記載を並べます。

どちらも、もとは別の名前でした。

  • 英検Jr.|もとの名称は「児童英検」
  • 英検IBA|もとの名称は「英語能力判定テスト」

名称が変わったのは2014年12月19日の「英検のテストブランドを統一」という発表です。

公式は変更の理由をこう書いています。

「このCSEの実用化により、英語学習者の皆様に、『実用英語技能検定』、『児童英検』、『英語能力判定テスト』の各試験をより統合的にご活用いただける環境が整ったため、以上の各試験を英検ブランドと改組し」

ロゴも同時に変わったと書かれています。

この3つを合わせた数字が「受験の状況」のページに出ている合計です。

級や合否の話をするときは、実用英語技能検定だけを指していることが多いので、数字の範囲がずれます。

英検の受験者数から分かることと分からないこと

公式の記載でどこまで言えるかを整理します。

知りたいこと 公式ページで分かるか
年間の志願者数 分かる(2025年度は4,543,122人)
学校区分ごとの人数 分かる(4区分)
実際に受験した人の数 分からない(志願者数のみ)
級ごとの人数 分からない(このページには級別の記載なし)
合格者数・合格率 分からない(このページには記載なし)
実用英語技能検定だけの人数 分からない(3試験の合算)

合格率について、公式が正答率の実績を1つだけ出しているページは別にあります。

その中身は、英検CSEスコアは級ごとに満点が違うで公式の記載だけを並べています。

英検の受験者数についてよくある質問

公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。

英検は年間何人が受けていますか

公式が出しているのは志願者数で、2025年度実施分は4,543,122人です。

この数字は英検だけの数ですか

違います。実用英語技能検定、英検IBA、英検Jr.の合算です。

いちばん多いのはどの区分ですか

中学・高等学校(高専含む)で3,144,528人です。

小学生はどれくらいいますか

「小学校以下」の区分が516,844人です。学年別の内訳は書かれていません。

受験者数は増えていますか

2022年度と2025年度を比べると337,202人増えています。年度ごとに増減はあります。

級ごとの受験者数は分かりますか

このページには書かれていません。

合格率は公開されていますか

このページには合格率の記載はありません。

英検の受験者数を調べるときに見る公式ページ

この記事で使った公式ページを並べておきます。

いずれも2026年9月17日に確認しました。

年度が変わると数字が更新されるので、最新の値は必ず公式で確かめてください。

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