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英検IBAは3種類のテストを5レベルから選ぶ|500円からの受験料と英検級の目安を公式の記載だけで並べます

英検IBAは、英検そのものではありません。

学校や学習塾がまとめて申し込んで、いまの英語力が英検でいうと何級あたりかを測るためのテストです。

公式サイトには受験料も試験時間も申込条件も数字で書いてあるのですが、3種類のテストと5つのレベルが縦横に組み合わさるので、1ページ見ただけでは自分に関係する行がどれなのか分かりません。

この記事は、日本英語検定協会の英検IBAのページと、そこにぶら下がっている「テストレベル」「特徴」「よくあるご質問」の4ページに書いてある数字だけを、表にして並べ直したものです。

数字はすべて2026年9月17日に公式ページから取りました。書かれていないことは「書かれていません」と書いてあります。

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英検IBAは3種類のテストに分かれている

まず、英検IBAという1つの試験があるわけではありません。測る技能の組み合わせで3種類に分かれています。

テストの呼び方測る技能英語での表記
2技能テスト RLリーディング・リスニングReading/Listening
2技能テスト WSライティング・スピーキングWriting/Speaking
4技能テスト RLWSリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングReading/Listening/Writing/Speaking

読む・聞くの2つだけを測るのがRL、書く・話すの2つだけを測るのがWS、4つ全部を測るのがRLWSです。

公式ページでは、この3つが横に並んだタブになっていて、タブを切り替えるたびに受験料も試験時間も申込条件も入れ替わります。

以下の表で数字が3列に分かれているのは、そのためです。

英検IBAのテストレベルは5種類ある

3種類のテストとは別に、難易度の軸が5段階あります。テストレベルのページに、A〜Eの5つと、それぞれが英検の何級にあたるかが書かれています。

テストレベル英検級レベル(RL版)IBA CSEスコアの範囲(RL版)
テストA準1級・2級0〜2880(R 0〜720/L 0〜720/W 0〜720/S 0〜720)
テストB2級〜3級0〜2600(R 0〜650/L 0〜650/W 0〜650/S 0〜650)
テストC準2級プラス〜4級0〜2200(R 0〜550/L 0〜550/W 0〜550/S 0〜550)
テストD3級〜5級0〜1000(R 0〜500/L 0〜500)
テストE4級・5級0〜800(R 0〜400/L 0〜400)

テストDとテストEにライティングとスピーキングのスコア欄が無いのは、この2つのレベルがRL版でしか用意されていないからです。

公式ページには、WS版とRLWS版はテストA〜Cしか提供していない、と注記があります。

さらに、WS版と4技能版のテストCについては、英検級レベルの目安が「準2級プラス〜3級」と書かれていて、RL版の「準2級プラス〜4級」と1段ずれています。

理由も公式に書いてあります。英検の4級にライティングが無いため、ライティングと総合の英検級レベル判定の下限を3級にしている、という説明です。

テストセットは順次拡張していく予定で、詳細は確定次第あらためて案内する、とも書かれています。

英検IBAの受験料は500円から3,000円まで

受験料は、3種類のテストと、従来版かオンライン版かの組み合わせで決まります。

テスト従来版(税込)オンライン版(税込)
2技能テスト RL500円500円
2技能テスト WS2,700円500円
4技能テスト RLWS3,000円800円

RLだけは従来版とオンライン版が同じ500円です。

WSとRLWSは差が大きく、WSで2,200円、RLWSで2,200円ぶんオンライン版のほうが安くなります。

支払い方法もよくあるご質問に書かれています。答案処理(成績データのアップロード)が終わったあとに請求書が送られ、実受験者数分を協会指定の銀行口座へ振り込む形です。

受験料以外にかかるお金についても記載があります。従来版のRLは答案の返送費用と振込手数料が申込団体の負担、オンライン版と従来版のWS・RLWSは振込手数料が団体の負担です。

ただし試験資材に着払伝票が同封されるため、答案返送費用は発生しない、という注記も併記されています。有料オプションを使う場合は別途オプション料金がかかります。

英検IBAの試験時間は技能の組み合わせで決まる

試験時間は、テストの種類とレベルの両方で変わります。

テスト試験時間
2技能テスト RL45分(リーディング25分+リスニング20分)※テストA〜E共通
2技能テスト WSテストA・B=約28分(ライティング20分+スピーキング約8分)/テストC=約23分(ライティング15分+スピーキング約8分)
4技能テスト RLWSテストA・B=45分+約28分/テストC=45分+約23分

RLは5つのレベルすべてで45分です。レベルが上がっても時間は変わりません。

WSはレベルで差が出ます。テストA・Bのライティングが20分、テストCが15分で、スピーキングはどのレベルも約8分です。

RLWSはRLの45分とWSの時間を足したもので、テストA・Bなら合計約73分、テストCなら合計約68分という計算になります。

英検IBAを申し込める団体の条件と締切

英検IBAは個人では受けられません。これははっきり書かれています。

よくあるご質問に「個人での受験はできません」とあり、団体単位かつ準会場形式(団体内に試験会場を設置し、団体責任者の管理のもとで実施する形)での受験になる、と説明されています。

公開会場を設置しているかという質問にも「設置していません」と答えが書かれています。

テスト対象者お申し込み期限
2技能テスト RL30名以上の団体(学校・学習塾)実施日の14日前
2技能テスト WS40名以上の団体(小学校・中学校・高等学校・大学など)従来版=実施週月曜の45日前/オンライン版=実施週月曜の40日前
4技能テスト RLWS40名以上の団体(小学校・中学校・高等学校・大学など)従来版=実施週月曜の45日前/オンライン版=実施週月曜の40日前

RLは30名から、WSとRLWSは40名からです。締切もRLだけが2週間前と短く、残り2つは1か月半近く前に締め切られます。

よくあるご質問のRLの欄には「試験実施予定日の2週間前までに専用ウェブサイトよりお申し込みください」と重ねて書かれています。

教育委員会がまとめて申し込む場合は事前に問い合わせるように、という但し書きもあり、教育委員会専用窓口の電話番号(03-3266-8565/受付時間09:30〜17:00・土日祝を除く)が公開されています。

英検IBAと英検プレテストの違い

公式ページのいちばん上に、2023年4月からの区分けが書かれています。

学校・教育委員会向けが英検IBA、学習塾向けが英検プレテストです。2023年4月にこの2つへ分かれました。

英検IBA英検プレテスト
使える団体小学校・中学校・高等学校・大学など、教育委員会学習塾・英会話教室
選べる技能RL・WS・RLWSの3つRLのみ
受験方式従来版・オンライン版から選べる従来版のみ

よくあるご質問にも同じ内容が書かれていて、英検プレテストは「対象の技能はRLのみで、オンライン版のご用意はございません」と明記されています。

利用規約も別々に用意されていて、英検IBA(従来版)利用規約、英検IBAオンライン版利用規約、英検プレテスト利用規約の3つがPDFで公開されています。

英検IBAの従来版とオンライン版の違い

同じ英検IBAでも、受験方式で当日の道具が変わります。

テスト従来版オンライン版
RLPBT形式(紙の問題冊子とリスニングCD)1人1台端末等で問題を閲覧し、マークシートに解答
WSライティング=PBT形式/スピーキング=CBT形式(貸与タブレットに吹き込んで解答)ライティング=1人1台端末等で問題を閲覧しマークシートに解答/スピーキング=1人1台端末等に吹き込んで解答
RLWSリーディング・リスニング・ライティング=PBT形式/スピーキング=CBT形式(貸与タブレット)リーディング・リスニング・ライティング=1人1台端末等で閲覧しマークシートに解答/スピーキング=1人1台端末等に吹き込んで解答

よくあるご質問では、従来版を「英検協会よりお送りする試験資材(タブレット端末の貸与含む)を用いる受験方式」、オンライン版を「問題冊子およびリスニングCDは使用せず、団体様保有の1人1台端末を用いる受験方式」と説明しています。

オンライン版でも、解答用紙などは従来版と同じく英検協会から送られてくる資材を使います。

つまりオンライン版は「問題を画面で見る」方式であって、答案まで完全にデジタルになるわけではありません。公式ページにも「英検IBAオンライン版のRLWも従来版同様マークシートに記入する方式となります」と注記があります。

オンライン版を選ぶときの注意点も公開されています。端末・ヘッドセット・ネットワーク環境が別途定める要件に適合している必要があること、指定URL以外へのアクセスを制限している場合は受験システムのURLへのアクセス許可設定が要ること、複数クラスの同時一斉受験は控えること、などです。

イヤホンについては「原則イヤホンのご使用をお願いしております」とあり、持っていない場合は有償のイヤホン購入オプションが用意されている、と書かれています。

英検IBAと英検の検定料を並べる

公式ページには、参考として英検そのものの検定料も併記されています(英検IBAトップの「参考 英検との受験料比較」欄)。

級英検の検定料(準会場・現行方式)
準1級10,500円(本会場のみ)
2級6,900円
準2級プラス6,400円
準2級6,100円
3級5,000円
4級2,900円
5級2,500円

この欄には「一次試験は準会場、二次試験は本会場での受験となります」という注記が付いています。

英検IBAのRLが500円であることと並べると、英検3級の準会場5,000円のちょうど10分の1です。

ただし、英検IBAは合否も級も出ません。出るのは「英検級レベル」「CEFRレベル」「CSEスコア」という指標です。

公式の説明でも、英検IBAは「生徒の学習到達目標や習熟度に合わせて受験するテストレベル(難易度)を選択でき、結果は『英検級レベル』『CEFRレベル』『CSEスコア』という客観的指標で示されます」と書かれています。

英検そのものの合格ラインについては、英検2級の合格点は一次1520点・二次460点にまとめてあります。

英検IBAについて公式ページに書かれていないこと

この記事で書けなかったことを、先に並べておきます。

問題数です。RL・WS・RLWSのどれについても、大問がいくつで何問出るのかは公式ページに数字がありません。試験時間だけが公開されています。

合格ラインです。英検IBAは合否を出さないテストなので、合格点という考え方そのものがありません。

実施できる回数や期間の上限です。年に何回まで受けられるといった記載は見つかりませんでした。

個人成績表と団体成績表が届くまでの日数です。フィードバック資料が届くという説明はありますが、何日後という数字は書かれていません。

英検IBAのスコアを入試や単位認定に使えるかどうかです。公式ページは授業改善や学習到達度の確認という用途しか挙げていません。

英検IBAについてよくある質問

公式のよくあるご質問に答えが載っているものだけを並べます。

英検IBAの成績表に英検級レベルは出ますか

出ます。RL版はリーディング・リスニングの2技能、WS版はライティング・スピーキングの2技能、RLWS版は4技能としての英検級レベルが、それぞれ表示されると書かれています。ただしWS版とRLWS版は英検IBAのみが対象で、英検プレテストにはありません。

英検IBAで欠席者が出たらどうなりますか

RL版は、全ての受験者がテストを受験したあとに返送する形であれば受験できると書かれています。WS版とRLWS版は、実施予定期間内であれば可能です。

英検IBAの解答用紙の氏名欄は事前に書いておいてよいですか

問題ありません、と書かれています。ただし試験実施時に配布を間違えないように注意するように、という但し書きが付いています。

英検IBAの試験のあとは答案だけ返せばよいですか

いいえ。問題冊子と未使用の資材を含む、すべての試験資材が返送対象になると書かれています。

英検IBAのCSEスコアとは何ですか

公式の説明では、一般財団法人日本生涯学習総合研究所とともに作った、国際基準規格のCEFR(欧州言語共通参照枠)との関連性を持たせたユニバーサルなスコア尺度で、範囲は0〜4000です。

英検IBAの数字を取った公式ページ

この記事の数字は、次の4ページから取りました。

  • 英検IBA トップ(3種類のテスト・受験料・試験時間・対象者・申込期限・英検との検定料比較)
  • テストレベル(テストA〜Eと英検級レベル・IBA CSEスコアの範囲)
  • 特徴(従来版・オンライン版の受験方式の比較)
  • よくあるご質問 FAQ(個人受験の可否・支払い方法・欠席者の扱い・プレテストとの違い)

取得日は2026年9月17日です。受験料や日程は改定されることがあるので、申し込む前に公式ページで最新の記載を確認してください。

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