
受験規約は、英検4級・5級スピーキングテストの決まりをまとめたものです。
読まないまま受けても、同意したことになります。
失格になる行為まで、条文で決めてある形。
当日あわてないように、公式の記載だけを並べます。
受験規約は申し込んだ時点で守る義務が生まれる
同意のボタンを探す必要はありません。
4級・5級の申込者と受験者は、規約を理解し同意して受験手続をしているという扱いです。
そのうえで遵守する義務がある、と第1条に置かれています。
申し込みを終えた人は、すでに当事者になっています。
受験規約が決めるテストの利用期間
受けられる期間にも始まりと終わりがあります。
| 区切り | いつか |
|---|---|
| 利用開始日 | 申し込んだ回次で、いちばん早い一次試験の合否結果が見られる日 |
| 利用終了日 | その回次でいちばん遅い二次試験の実施日から、1年を過ぎた日 |
1年という幅があるので、その回のうちに慌てて受ける必要はありません。
ただし、過ぎてしまえば受けられなくなります。
受験規約が定める受験資格
人を選ぶ条件はほとんどありません。
年齢・職業・学歴は問われません。
条件は、4級・5級の申し込みが完了していることだけです。
11歳未満の年少者は、保護者が受けられるかどうかを判断して手続きをする形です。
受験の資格そのものは英検の受験票は試験日の1週間前までに届くの当日の持ち物とは別の話になります。↓

受験規約で検定料に含まれるもの
お金の話も条文にあります。
スピーキングテストの利用料金は、4級・5級一次試験の検定料に含まれています。
つまり、あとから足して払うものはありません。
検定料そのものは改定されることがある、とも置かれています。
受験規約のキャンセルの扱い
ここはかなり固く決めてあります。
- 検定料は理由のいかんを問わず返金されない
- 級の変更による充当は認められない
- 期間内に受けなくても、減額や免除には応じられない
受けないという選択をしても、お金は戻りません。
申し込む前に級を決めきっておく必要があります。
受験規約が禁止する代理受験
受ける権利は本人だけのものです。
第三者による代理受験と、受験する権利の譲渡は禁止されています。
補助者が手伝える範囲も決まっています。
ログインと個人情報の入力までで、そのあとの回答の操作は一切できません。
受験規約で使ってよい物と使えない物
手元に置くものが3つに分けられています。
| 区分 | 中身 |
|---|---|
| 必須 | ネットワークに接続できるコンピュータ端末 |
| 任意 | マイク付きイヤホンやヘッドセット、筆記用具、メモ用紙 |
| 禁止 | 撮影・録画・録音ができる電子機器、参考書、辞書 |
メモ用紙が任意の側に入っている点は見落とされがちです。
一方で、辞書は自宅で受けても使えません。
受験規約が禁じる問題の持ち出し
問題そのものの扱いにも条文があります。
テスト問題は非公開で、複製や外部への開示は一切禁じられています。
インターネットへの掲載も、この禁止の中に含まれる形です。
受験中に知った情報を他の人に伝えることも、同じく禁じられています。
受験規約で失格になる行為
重い結果が付くのはここです。
カンニング、問題の漏えい、代理受験、受験中に助けをやりとりする行為が挙げられています。
当てはまれば失格になることがあります。
そのときも検定料は返金されません。
受験規約にある録音と録画
試験の様子が残ることがあります。
公平な実施と採点、不正行為への対応、調査研究のために記録される場合がある、という条文です。
記録された情報のうち個人情報にあたるものは、定められた目的の範囲で使われます。
記録について、問題内容や採点結果に関わる問い合わせは受け付けられません。
受験規約と受験上の配慮の線引き
配慮の対象になるものと、ならないものが分けてあります。
障がい等により受験に不自由がある場合は、案内を見て該当する配慮を選ぶ形です。
一方、端末の操作に慣れていないことは配慮の対象になりません。
操作の習熟度は受験者自身の責任、と明記されています。
級そのものの中身は英検5級の試験内容は一次50問と約3分の録音テストで並べています。↓

受験規約でサービスを断られる場合
申し込んでも受けられないことがあります。
第2条には、協会がサービスを提供しない場合の事由が7つ並んでいます。
| 事由 | 中身 |
|---|---|
| 虚偽の記載 | 申込内容か受験フォームに嘘を書いたとき |
| 料金の未払い | 他の検定料や利用料金の支払いを怠っているとき |
| 解約・一時停止 | 申込を解約されている、または利用が一時停止中のとき |
| 権利の侵害 | 第三者の権利を侵害する、または違法行為のおそれがあるとき |
| 業務上の困難 | 提供に著しい困難が認められるおそれがあるとき |
| 目的からの逸脱 | 実用英語能力の判定という目的から外れているとき |
| 操作能力の不足 | 受験に求められる端末の操作能力を満たしていないとき |
7つめは、端末の操作そのものが理由になる項目です。
ここだけは、受ける前の準備で防げます。
受験規約で英検IDが必要になる場面
受けるには英検IDとパスワードが要ります。
英検IDと初期パスワードが通知される場所は3つあります。
- 英検ウェブサイトで個人申込をしたとき
- 協会から送られる一次試験の成績表
- 団体受験で一次を欠席した人へ送られる帳票
届かないときの問い合わせができるのは、サービス利用期間の中だけ。
期間を過ぎたあとの未着の問い合わせには、一切応じてもらえません。
受験規約にある途中のトラブル
端末を使う試験なので、止まることもあります。
システムトラブルで受験が中止・中断したと認められた場合は、協会の判断で一部または全部のやり直しなどの処置がとられます。
ただし、受験者の側に原因があるときは対象外。
中断のあとに再開して最後まで受けられた場合は、正常に完了したものとみなされます。
受験規約が定める成績表の日
結果が出る日にも決まりがあります。
成績表と合否通知は、原則として受験日から30日以内に英検ウェブサイトの定められたサイトへ掲載されます。
ただし、掲載の初日は当該回次の二次試験の実施日から30日目。
早く受けても、その日より前には出ません。
受験規約の異議申し立ての扱い
結果について争う道は用意されていません。
受験環境、問題内容、採点結果、合否通知など、テストに関する事項は一切異議申し立てを受け付けません。
第12条は、この1文だけで完結している条文です。
受験規約が決める責任の上限
協会が負う責任にも上限が置かれています。
どんな場合でも、協会が受験者に負う責任は、その受験者が実際に払った検定料の総額を超えません。
ただし、協会の故意または重大な過失による場合は別扱い。
自分の端末や通信環境の不具合で受験に支障が出た場合も、協会は責任を負いません。
受験規約についてよくある質問
公式ページに答えがあるものだけを並べます。
同意はどこでしますか
申し込みを終えた時点で同意した扱いになります。
追加の料金はかかりますか
一次試験の検定料に含まれています。
別に払う場面はありません。
家族が操作を手伝えますか
ログインと個人情報の入力までです。
メモを取ってもいいですか
筆記用具とメモ用紙は任意で使えます。
辞書は置けますか
参考書と辞書は使用禁止です。
受けなかった分は返してもらえますか
減額にも免除にも応じられません。
受験規約について公式ページに書かれていないこと
この記事で書けなかったことを並べます。
失格が決まるまでの手順です。
誰がどう判断して、いつ本人へ伝わるのかという流れは示されていません。
記録が残る期間もありません。
録音や録画がいつまで保管されるのか、という年数は置かれていません。
どの行為が「不正行為に準じる」と判断されるのか、その具体例もありません。
受験規約の参考文献
この記事の内容は、次の3ページから取りました。
- 4級・5級スピーキングテスト 受験規約(第1条から第9条までの条文・利用期間・検定料・禁止事項/日本英語検定協会 公式サイト)
- 4級・5級スピーキングテスト よくあるご質問(申し込みが不要なことと再受験の扱い/日本英語検定協会 公式サイト)
- どうやって受験するの?(必要な機器と通信環境/日本英語検定協会 公式サイト)
取得日は2026年9月26日です。
条文は改定されることがあるので、受験の前には公式ページで確かめてください。
4級の側の受け方は英検4級の試験内容は一次65問と録音式のスピーキングで並べています。↓

Comments