この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
放送回数も問題数も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
英検準2級のリスニングは3つの大問とも放送1回だけです
英検準2級のリスニングでいちばん先に知っておくべきなのは、放送回数です。
公式の出題形式の表には、準2級のリスニングが3行で載っています。
- 会話の応答文選択(会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回))=10問
- 会話の内容一致選択(会話の内容に関する質問に答える。(放送回数1回))=10問
- 文の内容一致選択(短いパッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数1回))=10問
3行とも「放送回数1回」です。
3級までは2回流れる大問がありましたが、準2級からは1つもありません。
聞き逃しても、もう一度流れることはない、というのが準2級のリスニングの前提です。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「準2級の試験内容」(2026年9月16日に確認)
英検準2級のリスニングは30問で約25分です
問題数は3つの大問で10問ずつ、合計30問です。
公式の「測定技能と検定形式」には「リスニング(約25分)」と書かれています。
| 形式・課題 | 問題数 | 放送回数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| 会話の応答文選択 | 10 | 1回 | 会話文 | 3肢選択(選択肢読み上げ) |
| 会話の内容一致選択 | 10 | 1回 | 会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 文の内容一致選択 | 10 | 1回 | 物語文、説明文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
ここで見落としやすいのが、解答形式が大問ごとに違うことです。
最初の大問だけ「3肢選択(選択肢読み上げ)」と書かれています。
つまり、この10問は選択肢が問題冊子に印刷されていません。
選択肢まで音声で流れる形です。
残りの20問は「4肢選択(選択肢印刷)」なので、選択肢は手元で読めます。
英検準2級のリスニングの第1部だけ選択肢が印刷されていません
前の節の表で分かるとおり、準2級のリスニングは前半と後半で読む量が変わります。
公式が「選択肢読み上げ」と書いているのは会話の応答文選択の10問だけです。
この形式の説明は「会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。」です。
会話の続きとして自然なものを選ぶ問題だ、ということが公式の文言から分かります。
3級では、この大問に「補助イラスト付き」と書かれていました。
準2級の表には「補助イラスト付き」という言葉がありません。
絵の助けがなくなる、という違いが公式の表に出ています。
英検準2級のリスニングは3級と何が違うのか
3級から続けて受ける人がいちばん驚くのが、放送回数です。
| 項目 | 3級 | 準2級 |
|---|---|---|
| 会話の応答文選択 | 10問・放送1回・補助イラスト付き | 10問・放送1回 |
| 会話の内容一致選択 | 10問・放送2回 | 10問・放送1回 |
| 文の内容一致選択 | 10問・放送2回 | 10問・放送1回 |
| 合計 | 30問 | 30問 |
| 時間 | 約25分 | 約25分 |
問題数も時間も同じです。
変わるのは放送回数で、3級で2回だった大問が2つとも1回になります。
同じ30問でも、耳を戻せる回数が20問ぶん減る形です。
3級の放送回数の並びは、英検3級のリスニングは第1部だけ1回しか流れないで公式の表どおりに並べてあります。
英検準2級のリスニングは2級と何が違うのか
次の級を見据えるなら、こちらも先に見ておくと差が分かります。
| 項目 | 準2級 | 2級 |
|---|---|---|
| 大問の数 | 3つ | 2つ |
| 会話の応答文選択 | 10問 | なし |
| 会話の内容一致選択 | 10問 | 15問 |
| 文の内容一致選択 | 10問 | 15問 |
| 合計 | 30問 | 30問 |
2級の表には、選択肢が読み上げられる大問がありません。
2級のリスニングは2つの大問とも「4肢選択(選択肢印刷)」です。
つまり、選択肢を耳だけで処理する形式は準2級で終わります。
その代わり、1問あたりで聞く文章は長くなります。
英検準2級のリスニングで扱われる話題は公式に並んでいます
リスニングだけの話題一覧は公開されていませんが、級全体の「主な場面・題材」が公式に載っています。
場面・状況は「家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど」です。
話題は「学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化、人物紹介、歴史、教育、科学、自然・環境など」です。
3級の一覧と比べると、準2級には「教育」「科学」「自然・環境」が加わっています。
そして「家族」「友達」「自己紹介」「休日の予定」「近況報告」が準2級の一覧からは消えています。
身の回りの話から、少し外の話へ移っていく並びです。
場面・状況の側では「職場」が3級には無く、準2級から入っています。
英検準2級のリスニングが合否にどう効くのか
公式は合否の判定方法をこう説明しています。
「各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)を算出し、合格基準スコア(英検CSEスコア)に達した方は、合格と判定されます。」
一次試験については「リーディング・リスニング・ライティングの3技能の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。」と書かれています。
準2級の一次試験の合格基準スコアは1322です。
| 級 | 一次試験の合格基準スコア |
|---|---|
| 2級 | 1520 |
| 準2級プラス | 1402 |
| 準2級 | 1322 |
| 3級 | 1103 |
リスニングはこの1322の中の1技能として合算されます。
正答数がそのまま点になるのではなく、正答数をもとにスコアが算出される仕組みです。
何問正解で何点になるかという換算表は、公式ページには載っていませんでした。
英検準2級のリスニングを受ける日の時間割
公式の試験時間のページでは、準2級は午後の欄にあります。
| 項目 | 準2級の時刻(公式の記載) |
|---|---|
| 入場開始時間 | 12:50 |
| 着席時間 | 13:30 |
| 試験開始時間 | 14:10 |
| 終了時間(目安) | 16:00 |
公式には「入場開始時間を設けています。混雑緩和のため、この時間より前にはお越しいただかないようにお願いいたします。」と書かれています。
また「F日程以外の準会場は上記と試験時間が異なります。(各団体による任意設定)」ともあります。
学校や塾で受ける場合は、その団体に確認する形になります。
なお、リスニングが何時ごろ始まるのかという時刻は、公式ページには書かれていませんでした。
英検準2級のリスニングとCEFRのレベル対応
公式は技能別スコアとCEFRレベルの対応表を出しています。
Listeningの欄を抜き出すと、次のようになります。
| CEFRレベル | Listeningの英検CSEスコア |
|---|---|
| B1 | 496 〜 |
| A2 | 445 〜 |
| A1 | 342 〜 |
公式の表では、準2級で算出できるCEFRレベルはA2とA1に○が付いています。
B1に○が付くのは2級からです。
そのうえで「この範囲を上回った場合は、その級で算出できるCEFRレベルの上限が表示されます。」と説明されています。
準2級で高いスコアを取っても、表示されるCEFRには上限がある、ということです。
英検準2級のリスニングについてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
放送は何回流れますか
1回です。
公式の表の3つの大問とも「放送回数1回」と書かれています。
問題は何問ありますか
30問です。
10問の大問が3つあります。
時間は何分ですか
約25分です。
選択肢は印刷されていますか
大問によって違います。
会話の応答文選択だけ「3肢選択(選択肢読み上げ)」で、残り2つは「4肢選択(選択肢印刷)」です。
イラストは付いていますか
準2級の表には「補助イラスト付き」という記載がありません。
3級と4級と5級の会話の応答文選択には、この記載があります。
何問正解すれば合格ですか
公式は正答数ではなくスコアで判定すると書いています。
問題数での合格ラインは、公式ページには載っていませんでした。
英検準2級のリスニングを調べるときに見る公式ページ
この記事で使った公式ページを並べておきます。
- 準2級の試験内容(形式・課題・問題数・放送回数・主な場面や題材)
- 3級・2級の試験内容(級ごとの比較)
- 英検CSEスコアとは(合否判定のしくみ・CEFR対応)
- 試験時間(一次試験の時刻)
いずれも2026年9月16日に確認しました。
出題形式は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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