この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
放送回数も問題数も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
英検2級のリスニングは全部1回しか流れません
英検2級のリスニングでいちばん先に知っておくべきなのは、放送回数です。
公式の出題形式の表には、2級のリスニングが2行で載っています。
- 会話の内容一致選択(会話の内容に関する質問に答える。(放送回数1回))=15問
- 文の内容一致選択(パッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数1回))=15問
どちらの行にも「放送回数1回」と書かれています。
聞き逃しても、もう一度流れることはありません。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「2級の試験内容」(2026年9月16日に確認)
英検2級のリスニングは30問で約25分です
問題数は2つの大問で15問ずつ、合計30問です。
公式の「測定技能と検定形式」には「リスニング(約25分)」と書かれています。
| 形式・課題 | 問題数 | 放送回数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| 会話の内容一致選択 | 15 | 1回 | 会話文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
| 文の内容一致選択 | 15 | 1回 | 物語文、説明文 | 4肢選択(選択肢印刷) |
解答形式はどちらも「4肢選択(選択肢印刷)」です。
選択肢は問題冊子に印刷されています。
読み上げられる選択肢を聞き取る形ではありません。
英検2級のリスニングの2つの大問は何が違うのか
問題数も放送回数も解答形式も同じなので、違いは中身です。
公式の文言を並べると、こうなります。
- 会話の内容一致選択=「会話の内容に関する質問に答える。」/問題文の種類は「会話文」
- 文の内容一致選択=「パッセージの内容に関する質問に答える。」/問題文の種類は「物語文、説明文」
前半は2人のやり取りを聞く形です。
後半はまとまった文章を聞く形です。
後半の問題文の種類に「物語文」と「説明文」の2つが挙がっている点が、公式の表から読み取れる情報です。
英検2級のリスニングで扱われる話題は公式に並んでいます
リスニングだけの話題一覧は公開されていませんが、級全体の「主な場面・題材」が公式に載っています。
場面・状況は「家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど」です。
話題は「学校、仕事、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど」です。
準2級の一覧と比べると、2級には「医療」「テクノロジー」「ビジネス」が加わっています。
公式はこの一覧に注意書きも添えています。
「同じ分野に属するものでも級によって問題文などの長さや内容が異なります。また、出題される質問のレベルも異なります。」です。
英検2級のリスニングは他の級と放送回数がどう違うのか
放送回数は級によってはっきり違います。
公式の表から抜き出すと、次のようになります。
| 級 | 第1部 | 第2部 | 第3部 |
|---|---|---|---|
| 5級 | 2回 | 2回 | 2回 |
| 4級 | 2回 | 2回 | 2回 |
| 3級 | 1回 | 2回 | 2回 |
| 準2級 | 1回 | 1回 | 1回 |
| 2級 | 1回 | 1回 | (大問は2つ) |
| 準1級・1級 | 1回 | 1回 | 1回 |
2回流れるのは4級・5級と、3級の一部だけです。
2級は全部1回です。
3級の放送回数の詳しい並びは、英検3級のリスニングは第1部だけ1回しか流れないで公式の表どおりに並べてあります。
英検2級のリスニングは準2級と何が違うのか
準2級から続けて受ける人のために、公式の表を並べます。
| 項目 | 準2級 | 2級 |
|---|---|---|
| 大問の数 | 3つ | 2つ |
| 会話の応答文選択 | 10問(放送回数1回) | なし |
| 会話の内容一致選択 | 10問(放送回数1回) | 15問(放送回数1回) |
| 文の内容一致選択 | 10問(放送回数1回) | 15問(放送回数1回) |
| 合計 | 30問 | 30問 |
| 時間 | 約25分 | 約25分 |
合計の問題数も時間も同じです。
変わるのは大問の構成です。
準2級にあった「会話の応答文選択」が、2級の表にはありません。
その分、残り2つの大問が10問ずつから15問ずつに増えています。
英検2級のリスニングは準1級と何が違うのか
次の級を見据えるなら、ここも先に見ておくと差が分かります。
| 項目 | 2級 | 準1級 |
|---|---|---|
| 会話の内容一致選択 | 15問 | 12問 |
| 文の内容一致選択 | 15問 | 12問 |
| Real-Life形式の内容一致選択 | なし | 5問 |
| 合計 | 30問 | 29問 |
| 時間 | 約25分 | 約30分 |
準1級から「Real-Life形式の内容一致選択」という大問が加わります。
公式の問題文の種類の欄には「アナウンスなど」と書かれています。
2級の表には、この形式は載っていません。
英検2級のリスニングが合否にどう効くのか
公式は合否の判定方法をこう説明しています。
「各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)を算出し、合格基準スコア(英検CSEスコア)に達した方は、合格と判定されます。」
一次試験については「リーディング・リスニング・ライティングの3技能の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。」と書かれています。
2級の一次試験の合格基準スコアは1520です。
リスニングはその中の1技能として合算されます。
正答数がそのまま点になるのではなく、正答数をもとにスコアが算出される仕組みだと公式は書いています。
何問正解で何点になるかという換算表は、公式ページには載っていませんでした。
英検2級のリスニングとCEFRのレベル対応
公式は技能別スコアとCEFRレベルの対応表を出しています。
Listeningの欄を抜き出すと、次のようになります。
| CEFRレベル | Listeningの英検CSEスコア |
|---|---|
| C1 | 651 〜 |
| B2 | 600 〜 |
| B1 | 496 〜 |
| A2 | 445 〜 |
| A1 | 342 〜 |
公式の表では、2級で算出できるCEFRレベルはB1とA2に○が付いています。
そのうえで「受験級によってCEFRレベルを算出するための英検CSEスコアの範囲(CEFR算出範囲)を定めています。」という説明が添えられています。
範囲を上回った場合は「その級で算出できるCEFRレベルの上限が表示されます。」とも書かれています。
英検2級のリスニングは準2級プラスとまったく同じ形です
2025年度に加わった準2級プラスの表と並べると、リスニングは同じ形になっています。
| 項目 | 準2級プラス | 2級 |
|---|---|---|
| 会話の内容一致選択 | 15問(放送回数1回) | 15問(放送回数1回) |
| 文の内容一致選択 | 15問(放送回数1回) | 15問(放送回数1回) |
| 解答形式 | 4肢選択(選択肢印刷) | 4肢選択(選択肢印刷) |
| リスニングの時間 | 約25分 | 約25分 |
問題数も放送回数も解答形式も同じです。
違うのは扱う話題の範囲で、公式は準2級プラスを「身近な社会的な話題」、2級を「社会性のある話題」と書き分けています。
また、文の内容一致選択の問題文の種類は、準2級プラスも2級も「物語文、説明文」で同じでした。
英検2級のリスニングを受ける日の時間割
公式の試験時間のページでは、2級は午後の欄にあります。
| 項目 | 2級の時刻(公式の記載) |
|---|---|
| 入場開始時間 | 12:50 |
| 着席時間 | 13:30 |
| 試験開始時間 | 14:10 |
| 終了時間(目安) | 16:05 |
この表には注意書きが添えられています。
「2020年度第2回より試験会場における混雑緩和のため、級によって着席時間が異なります。」です。
そして「入場開始時間を設けています。混雑緩和のため、この時間より前にはお越しいただかないようにお願いいたします。」とも書かれています。
ただし、この時刻表が当てはまるのは本会場と準会場F日程です。
公式には「F日程以外の準会場は上記と試験時間が異なります。(各団体による任意設定)」と書かれています。
学校や塾で受ける場合の開始時刻は、その団体に確認する形になります。
英検2級のリスニングについてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
放送は何回流れますか
1回です。
公式の表の2つの大問とも「放送回数1回」と書かれています。
問題は何問ありますか
30問です。
15問の大問が2つあります。
時間は何分ですか
約25分です。
公式の検定形式に「リスニング(約25分)」と書かれています。
選択肢は印刷されていますか
印刷されています。
公式の解答形式に「4肢選択(選択肢印刷)」と書かれています。
メモを取ってもいいですか
一次試験のリスニング中のメモについては、公式の試験内容のページに記載がありませんでした。
面接についてだけ「メモ・写真撮影・録音などはしてはいけません。」と書かれています。
何問正解すれば合格ですか
公式は正答数ではなくスコアで判定すると書いています。
問題数での合格ラインは、公式ページには載っていませんでした。
英検2級のリスニングを調べるときに見る公式ページ
この記事で使った公式ページを並べておきます。
- 2級の試験内容(形式・課題・問題数・放送回数・主な場面や題材)
- 準2級・準1級の試験内容(級ごとの比較)
- 英検CSEスコアとは(合否判定のしくみ・CEFR対応)
いずれも2026年9月16日に確認しました。
出題形式は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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