この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
点数は公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
英検準1級の合格点は一次1792点・二次512点です
英検準1級の合格点は、公式の「各級の合格基準スコア」の表に載っています。
- 一次試験=1792(測定技能はReading・Listening・Writing)
- 二次試験=512(測定技能はSpeaking)
この数字は回ごとに動きません。
公式には「各級の合格基準スコア (英検CSEスコア) は固定されています。」と書かれています。
さらに、この基準がどう作られたのかも書かれています。
「合格基準スコアは過去の英検のテスト結果より算出しています。」です。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」「英検CSEスコアでの合否判定方法について」(2026年9月16日に確認)
英検準1級の合格点は技能満点750点が3つの中の数字です
公式は技能ごとの満点も公開しています。
「各級の技能ごとの満点スコア」の表で、準1級は750点です。
| 級 | 技能ごとの満点スコア |
|---|---|
| 1級 | 850点 |
| 準1級 | 750点 |
| 2級 | 650点 |
準1級の一次試験は、リーディング・リスニング・ライティングの3技能です。
750点の技能が3つなので、公式の数字を足すと一次試験の満点は2250点になります。
二次試験はスピーキングだけなので、満点は750点です。
合格点の1792点と512点は、それぞれこの中の数字です。
英検準1級の合格点まであと何点あるのか
公式の数字から、満点との差を並べるとこうなります。
| 試験 | 合格基準スコア | 満点(技能満点から計算) | 差 |
|---|---|---|---|
| 一次試験 | 1792 | 2250 | 458 |
| 二次試験 | 512 | 750 | 238 |
ここに書いた2250と750は、公式の「技能ごとの満点スコア750点」と「一次試験は3技能の合算」という記載から足した数字です。
公式が「一次試験の満点は2250点」と1行で書いたページは見つかりませんでした。
割合にすると、一次試験は満点の約80パーセントの位置に合格点があります。
2級の1520点と満点1950点の関係が約78パーセントなので、準1級のほうがやや高い位置にあります。
英検準1級の合格点に届いた人の正答率は7割程度という記述があります
公式は正答数の目安を出せないと書いたうえで、実績を1つだけ公開しています。
「2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。」
準1級は1級と同じ「7割程度」の側に入ります。
2級以下の「6割程度」より1段高い数字です。
ただし、これは2016年度第1回という1つの回の実績です。
公式自身が「正答数の目安を提示することはできません」と前置きしています。
7割が合格ラインとして保証されているわけではありません。
英検準1級の合格点は正答数からは計算できません
公式の記載はこうです。
「スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。」
公式はItem Response Theoryについても説明を添えています。
「テストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。」です。
回ごとに難易度が違っても比較できるようにするための仕組みだ、ということです。
その代わり、自分の正答数からスコアを逆算することはできません。
英検準1級の合格点は技能のバランスで決まります
公式はスコアの配分をこう説明しています。
「技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています。」
準1級のリーディングは31問、リスニングは29問、ライティングは2問です。
問題数は10倍以上違いますが、満点はどれも750点です。
公式はその結果をこう書いています。
「したがって、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。」
そして「ただし、同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じです。」とも書かれています。
リーディングの1問目も31問目も、スコアへの効き方は同じです。
公式はこの節に「合格するためには、技能のバランスが重要になります」という見出しを付けています。
英検準1級の合格点を他の級と並べます
公式の表をそのまま並べると、準1級の位置が見えます。
| 級 | 一次試験 | 二次試験 |
|---|---|---|
| 1級 | 2028 | 602 |
| 準1級 | 1792 | 512 |
| 2級 | 1520 | 460 |
| 準2級プラス | 1402 | 427 |
一次試験の数字だけを見ると、準1級と2級のあいだは272点差です。
準1級と1級のあいだは236点差です。
ただし、級ごとに技能満点が違うので、この差をそのまま難易度の差として読むことはできません。
英検準1級の合格点とCEFRのB2の関係
準1級を受ける人がスコアと一緒に気にするのが、CEFRの表示です。
公式の対応表で、準1級はB2とB1に○が付いています。
| CEFRレベル | Readingの英検CSEスコア | 4技能総合スコア |
|---|---|---|
| C1 | 670 〜 | 2600 〜 |
| B2 | 595 〜 | 2300 〜 |
| B1 | 515 〜 | 1950 〜 |
そして重要な注記があります。
「準1級を受験された場合、4技能総合スコアが、2級の合格基準スコアである1980未満だと4技能総合CEFRが表示されません。」です。
さらに「4技能すべてを受験しないと「4技能総合CEFR」は表示されません(一次試験の成績のみでは表示されません)。」という条件もあります。
一次で落ちると、4技能総合CEFRは出ないということです。
英検準1級の合格点の一次と二次は別々に判定されます
公式の説明はこうです。
「一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。二次試験はスピーキングのスコアのみで判定いたします。」
一次で2000点を超えても、二次に加算されることはありません。
二次試験は512点というスピーキングだけの線です。
準1級の二次試験の中身は、英検準1級の面接は4コマのナレーション2分と質問4つに公式の記載だけを並べてあります。
英検準1級の合格点と英検バンドの読み方
成績表には、合格点までの距離を示す「英検バンド」が載ります。
公式の説明はこうです。
「各級の一次試験・二次試験の合格基準スコア(英検CSEスコア)を起点とし、スコアを25点刻みに区切ったものです。」
準1級の一次試験なら、1792点が起点です。
上回れば+1、+2と付き、下回れば数字の前に「-」が付きます。
準1級の受験級の表示は「GP1」です。
公式は「英検バンドは一次試験・二次試験両方の成績表に表示されます。」とも書いています。
英検準1級の合格点についてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
一次試験の合格点は何点ですか
1792点です。
二次試験の合格点は何点ですか
512点です。
合格点は回によって変わりますか
変わりません。
7割取れば受かりますか
公式が出しているのは2016年度第1回の実績で、1級と準1級は各技能7割程度の正答率の受験者の多くが合格した、という記述だけです。
準会場で受けられますか
受けられません。
公式の検定料のページに「1級、準1級は本会場のみ。」と書かれています。
検定料はいくらですか
本会場の一次試験が10,400円(税込)です。
公式の表には「単位:円(税込)」と添えられています。
一次試験の点数は二次試験に持ち越されますか
持ち越されません。
公式は「二次試験はスピーキングのスコアのみで判定いたします。」と書いています。
一次試験の時間割はどうなっていますか
公式の試験時間の表では、準1級は午前で、入場開始8:40、着席9:20、試験開始10:00、終了の目安12:05です。
8つの級の中でいちばん早い入場開始時間です。
英検準1級の合格点を調べるときに見る公式ページ
この記事で使った公式ページを並べておきます。
- 英検CSEスコアとは(各級の合格基準スコア・英検バンド・CEFR対応)
- 英検CSEスコアでの合否判定方法について(技能ごとの満点スコア・正答率の実績)
- 検定料(本会場のみという条件)
いずれも2026年9月16日に確認しました。
制度は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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