この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。
点数は公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。
公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。
英検1級の合格点は一次2028点・二次602点です
英検1級の合格点は、公式の「各級の合格基準スコア」の表に載っています。
- 一次試験=2028(測定技能はReading・Listening・Writing)
- 二次試験=602(測定技能はSpeaking)
どちらも8つの級の中でいちばん高い数字です。
そして、この線は回ごとに動きません。
公式には「各級の合格基準スコア (英検CSEスコア) は固定されています。」と書かれています。
固定である理由も説明されています。
「これにより、違う回に同じ級を受験した方の結果や同じ回に別々の級を受験した方の結果も、明確な数値で比較することができます。」です。
出典:公益財団法人 日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」「英検CSEスコアでの合否判定方法について」(2026年9月16日に確認)
英検1級の合格点は技能満点850点が3つの中の数字です
公式は技能ごとの満点も公開しています。
「各級の技能ごとの満点スコア」の表で、1級は850点です。
| 級 | 技能ごとの満点スコア |
|---|---|
| 1級 | 850点 |
| 準1級 | 750点 |
| 2級 | 650点 |
| 準2級プラス | 625点 |
| 準2級 | 600点 |
| 3級 | 550点 |
| 4級 | 500点 |
| 5級 | 425点 |
1級の一次試験は、リーディング・リスニング・ライティングの3技能です。
850点の技能が3つなので、公式の数字を足すと一次試験の満点は2550点になります。
二次試験はスピーキングだけなので、満点は850点です。
合格点の2028点と602点は、それぞれこの中の数字です。
英検1級の合格点まであと何点あるのか
公式の数字から、満点との差を並べるとこうなります。
| 試験 | 合格基準スコア | 満点(技能満点から計算) | 差 |
|---|---|---|---|
| 一次試験 | 2028 | 2550 | 522 |
| 二次試験 | 602 | 850 | 248 |
ここに書いた2550と850は、公式の「技能ごとの満点スコア850点」と「一次試験は3技能の合算」という記載から足した数字です。
公式が「一次試験の満点は2550点」と1行で書いたページは見つかりませんでした。
割合にすると、一次試験は満点の約80パーセントの位置です。
二次試験は満点の約71パーセントの位置になります。
一次のほうが、満点に近い位置に線が引かれています。
英検1級の合格点に届いた人の正答率は7割程度という記述があります
公式は正答数の目安を出せないと書いたうえで、実績を1つだけ公開しています。
「2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。」
1級は準1級と同じ「7割程度」の側です。
2級以下の「6割程度」より1段高い数字が示されています。
ただし、これは2016年度第1回という1つの回の実績です。
公式自身が「正答数の目安を提示することはできません」と前置きしています。
7割を取れば必ず受かる、という保証としては書かれていません。
英検1級の合格点は正答数から逆算できません
公式の記載はこうです。
「スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。」
公式はItem Response Theoryについても説明を添えています。
「テストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。」です。
回ごとの難易度の差を吸収するための仕組みだ、ということです。
その代わり、自己採点でスコアを出すことはできません。
公式は「同じ正答数であっても回次によりスコアは異なります」という見出しでも同じことを書いています。
英検1級の合格点は技能のバランスで決まります
公式はスコアの配分をこう説明しています。
「技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています。」
1級のリーディングは35問、リスニングは27問、ライティングは2問です。
問題数はまったく違いますが、満点はどれも850点です。
公式はその結果をこう書いています。
「したがって、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。」
2問しかないライティングが、35問のリーディングと同じ850点を持っている形です。
そして「ただし、同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じです。」とも書かれています。
公式はこの節に「合格するためには、技能のバランスが重要になります」という見出しを付けています。
英検1級の合格点を他の級と並べます
公式の表をそのまま並べると、1級の位置が見えます。
| 級 | 一次試験 | 二次試験 |
|---|---|---|
| 1級 | 2028 | 602 |
| 準1級 | 1792 | 512 |
| 2級 | 1520 | 460 |
| 準2級プラス | 1402 | 427 |
| 準2級 | 1322 | 406 |
| 3級 | 1103 | 353 |
一次試験で見ると、1級と準1級のあいだは236点差です。
二次試験では90点差です。
ただし技能満点が級ごとに違うので、この差をそのまま難易度の差として読むことはできません。
英検1級の合格点とCEFRのC1の関係
1級を受ける人がスコアと一緒に気にするのが、CEFRの表示です。
公式の対応表で、C1のCEFRレベルを算出できる級として○が付いているのは1級だけです。
| CEFRレベル | Readingの英検CSEスコア | Speakingの英検CSEスコア | 4技能総合スコア |
|---|---|---|---|
| C1 | 670 〜 | 613 〜 | 2600 〜 |
| B2 | 595 〜 | 519 〜 | 2300 〜 |
そして注記があります。
「1級を受験された場合、4技能総合スコアが、準1級の合格基準スコアである2304未満だと4技能総合CEFRが表示されません。」です。
さらに「4技能すべてを受験しないと「4技能総合CEFR」は表示されません(一次試験の成績のみでは表示されません)。」という条件もあります。
公式はCEFRについて「C2が最高レベル」の6段階だと説明しています。
英検の表で算出できる上限はC1です。
英検1級の合格点の一次と二次は別々に判定されます
公式の説明はこうです。
「一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。二次試験はスピーキングのスコアのみで判定いたします。」
一次で2500点近くを取っても、二次には持ち越されません。
二次試験は602点というスピーキングだけの線です。
1級の二次試験の中身は、英検1級の面接は5つのトピックから1つ選ぶスピーチ2分に公式の記載だけを並べてあります。
英検1級の合格点と英検バンドの読み方
成績表には、合格点までの距離を示す「英検バンド」が載ります。
公式の説明はこうです。
「各級の一次試験・二次試験の合格基準スコア(英検CSEスコア)を起点とし、スコアを25点刻みに区切ったものです。」
1級の一次試験なら、2028点が起点です。
上回れば+1、+2と付き、下回れば数字の前に「-」が付きます。
1級の受験級の表示は「G1」です。
公式は「英検バンドは一次試験・二次試験両方の成績表に表示されます。」とも書いています。
英検1級の合格点についてよくある質問
公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。
一次試験の合格点は何点ですか
2028点です。
二次試験の合格点は何点ですか
602点です。
合格点は回によって変わりますか
変わりません。
公式に「固定されています。」と書かれています。
7割取れば受かりますか
公式が出しているのは2016年度第1回の実績で、1級と準1級は各技能7割程度の正答率の受験者の多くが合格した、という記述だけです。
準会場で受けられますか
受けられません。
公式の検定料のページに「1級、準1級は本会場のみ。」と書かれています。
検定料はいくらですか
本会場の一次試験が12,400円(税込)です。
公式の表には「単位:円(税込)」と添えられています。
一次試験は何時からですか
公式の試験時間の表では、1級の試験開始時間は14:00です。
終了時間の目安は16:20と書かれています。
英検1級の合格点を調べるときに見る公式ページ
この記事で使った公式ページを並べておきます。
- 英検CSEスコアとは(各級の合格基準スコア・英検バンド・CEFR対応)
- 英検CSEスコアでの合否判定方法について(技能ごとの満点スコア・正答率の実績)
- 試験時間・検定料
いずれも2026年9月16日に確認しました。
制度は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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