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英検CSEスコアは級ごとに満点が違う|合格基準・英検バンド・CEFR対応を公式の記載だけで並べます

この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。

点数も仕組みの説明も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。

公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。

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英検CSEスコアは全級共通のものさしです

公式の説明はこうです。

「「英検CSEスコア」とは、ユニバーサルなスコア尺度CSE (Common Scale for English) を英検の各級で表記したものです。」

級が違っても同じ尺度で表されます。

公式は特長を3つ挙げています。

  • どの級でも共通のスコア表示なので、今の英語力や伸長度がひと目で分かる
  • 英検CSEスコアで合否判定を行うため、合格までの距離が分かる
  • 国際標準規格のCEFRに対応しているので、自分の実力が世界基準で分かる

成績表には合否だけでなく、この英検CSEスコアが載ります。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」「英検CSEスコアでの合否判定方法について」(2026年9月16日に確認)

英検CSEスコアは級によって満点が違います

ここが最初につまずくところです。

公式は「各級で技能別に英検CSEスコアの満点を設定しています。」と書いています。

技能ごとの満点は、級ごとに次のように決まっています。

級 技能ごとの満点スコア
1級 850点
準1級 750点
2級 650点
準2級プラス 625点
準2級 600点
3級 550点
4級 500点
5級 425点

同じ600点でも、準2級なら満点で、1級なら満点の7割ほどです。

級を書かずにスコアだけを比べても意味がない、というのはこのためです。

英検CSEスコアは技能ごとに均等に配分されています

公式はスコアの作り方をこう説明しています。

「技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています。」

たとえば2級なら、リーディング31問もライティング2問も、満点は同じ650点です。

その結果として、公式はこう書いています。

「したがって、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。」

2問しかない技能のほうが、1問の重みは大きくなります。

同じ技能の中では差がありません。

公式には「同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じです。」と書かれています。

英検CSEスコアは正答数から自分で計算できません

自己採点でスコアを出そうとしても出せません。

公式の記載はこうです。

「スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。」

Item Response Theoryについても説明が添えられています。

「テストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。」です。

回ごとの難易度の差を吸収するための仕組みだ、ということです。

公式は見出しでも「同じ正答数であっても回次によりスコアは異なります」と書いています。

英検CSEスコアで合否がどう決まるのか

公式の説明はこうです。

「各技能の正答数をもとに技能別スコア(英検CSEスコア)を算出し、合格基準スコア(英検CSEスコア)に達した方は、合格と判定されます。」

一次と二次で使う技能が違います。

「一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能(4級以下はリーディングとリスニングの2技能)の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。二次試験はスピーキングのスコアのみで判定いたします。」

そして合格基準スコアは動きません。

「各級の合格基準スコア(英検CSEスコア)は変動しません。」と書かれています。

英検CSEスコアの合格基準は級ごとに公開されています

公式の表をそのまま並べます。

級 一次試験 二次試験
1級 2028 602
準1級 1792 512
2級 1520 460
準2級プラス 1402 427
準2級 1322 406
3級 1103 353
4級 622 (二次試験なし)
5級 419 (二次試験なし)

4級・5級のスピーキングテストには、別に合格基準スコアがあります。

4級が324、5級が266です。

公式には「4級・5級のスピーキングテストは、リーディングとリスニングの一次試験の合否に関係なく受験できるテストです。」と書かれています。

英検CSEスコアと英検バンドはセットで読みます

成績表には英検バンドという指標も載ります。

公式の説明はこうです。

「各級の一次試験・二次試験の合格基準スコア(英検CSEスコア)を起点とし、スコアを25点刻みに区切ったものです。」

そして「合格基準スコア(英検CSEスコア)を上回る一つ目のバンドは+1、その上のバンドは+2です。下回った場合は数字の前に “-” が付きます。」と続きます。

公式が挙げている例はこうです。

「英検2級の一次試験を受験し、一次試験の合計スコアが1575の場合。」このとき「英検2級一次試験合格から+3のバンドに位置している」と読めると書かれています。

受験級の表示も級ごとに決まっています。

級 英検バンドの表示
1級 G1
準1級 GP1
2級 G2
準2級プラス GP2Plus
準2級 GP2
3級 G3
4級 G4
5級 G5

英検CSEスコアはCEFRに対応しています

公式は技能別スコアとCEFRレベルの対応表を出しています。

CEFR Reading Listening Writing Speaking 4技能総合
C1 670 〜 651 〜 666 〜 613 〜 2600 〜
B2 595 〜 600 〜 586 〜 519 〜 2300 〜
B1 515 〜 496 〜 472 〜 467 〜 1950 〜
A2 436 〜 445 〜 415 〜 404 〜 1700 〜
A1 380 〜 342 〜 316 〜 362 〜 1400 〜

受験した級によって、算出できるCEFRレベルの範囲が決まっています。

公式は「この範囲を下回った場合は、CEFRレベルが表示されません。」「この範囲を上回った場合は、その級で算出できるCEFRレベルの上限が表示されます。」と書いています。

また「4級・5級はCEFR算出範囲外であるため、CEFRレベルが表示されません。」ともあります。

英検CSEスコアの証明書は有料で発行できます

スコアだけを証明する書類も用意されています。

公式の説明はこうです。

「英検受験時のCSEスコア(CSE2.0)を証明する正式な証明書。合格・不合格を問わず、2014年度以降に英検を受験した方のCSEスコアの証明にご利用いただけます。」

種類は和文の1種類で、発行手数料は「1通1,200円(各級とも、税・送料込み)」と書かれています。

公式の書き方のとおり、この1,200円は税込で、送料も含んだ金額です。

合格した人については、別の案内もあります。

「2016年度以降に英検に合格された方については、合格時に英検CSEスコアを記載した合格証明書を無料でお届けしています。」です。

また「CSEスコア証明書は2013年度以前の受験につきましては、発行できません。」とも書かれています。

英検CSEスコアについてよくある質問

公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。

英検CSEスコアの満点は何点ですか

級によって違います。

技能ごとの満点は1級850点から5級425点まで、公式の表に並んでいます。

自分の正答数からスコアを出せますか

出せません。

公式が「算出することはできません」と明記しています。

合格基準スコアは回によって変わりますか

変わりません。

公式は「固定されています。」と書いています。

不合格でもスコアはもらえますか

もらえます。

公式は証明書について「合格・不合格を問わず」利用できると書いています。

4級・5級でもCEFRは出ますか

出ません。

公式に「4級・5級はCEFR算出範囲外であるため、CEFRレベルが表示されません。」と書かれています。

英検バンドとは何ですか

合格基準スコアを起点に25点刻みで区切った指標です。

英検CSEスコアを調べるときに見る公式ページ

この記事で使った公式ページを並べておきます。

  • 英検CSEスコアとは(特長・合格基準スコア・英検バンド・CEFR対応)
  • 英検CSEスコアでの合否判定方法について(技能ごとの満点スコア・スコアの算出方法)
  • 英検CSEスコア証明書(発行手数料・対象年度)

いずれも2026年9月16日に確認しました。

制度は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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