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英検準1級のライティングは英文要約と英作文の2問|採点4観点と全観点0点の条件を公式の記載だけで並べます

この記事は、英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会の公式サイトに書かれている記述だけを使って書いています。

問題数も観点の名前も、公式ページの原文から取り、確認した日を添えました。

公式ページに書かれていなかったことは、書かれていないとそのまま書きます。

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英検準1級のライティングは英文要約と英作文の2問です

英検準1級のライティングは1問ではありません。

公式の出題形式の表には、ライティングの行が2つ並んでいます。

  • 英文要約(文章の内容を英語で要約する。)=1問/問題文の種類は「説明文など」
  • 英作文(指定されたトピックについての意見を英語で論述する。)=1問/問題文の種類は「トピックなど」

解答形式はどちらも「記述式」です。

この2問という形は、2級・準2級プラス・準1級・1級に共通しています。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会「準1級の試験内容」(2026年9月16日に確認)

英検準1級のライティングは一次試験の90分の中にあります

公式の「測定技能と検定形式」には、準1級の一次試験は「リーディング・ライティング(90分)/リスニング(約30分)」と書かれています。

リーディングとライティングで時間は分けられていません。

級 リーディング・ライティング リスニング
2級 85分 約25分
準1級 90分 約30分
1級 100分 約35分

2級から5分だけ増える形です。

その90分に、リーディング31問とライティング2問が入ります。

英検準1級のライティングと同じ時間で解くリーディングは3種類です

公式の表では、準1級のリーディングは3つの形式に分かれています。

形式・課題 問題数 問題文の種類
短文の語句空所補充 18 短文、会話文
長文の語句空所補充 6 説明文、評論文など
長文の内容一致選択 7 (公式の表に記載なし)

問題文の種類に「評論文など」が入るのは準1級からです。

2級までの表には「説明文」「Eメール」までしか並んでいません。

読む文章の性質が変わる級だ、ということが表から分かります。

英検準1級のライティングは4つの観点で採点されます

公式は採点の観点を専用のページで公開しています。

「ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)」というページです。

そこに並んでいる観点は4つです。

  • 内容=課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
  • 構成=英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
  • 語彙=課題に相応しい語彙を正しく使えているか
  • 文法=文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

このページは1級・準1級・2級をまとめて扱っています。

準1級だけ観点が多い、というような記載はありませんでした。

各観点が何点なのかという配点も、このページには書かれていませんでした。

英検準1級のライティングで全観点が0点になる条件

採点の注意点の中で、いちばん重いのがこれです。

公式の見出しは「TOPICに示された問いに答えていない」です。

本文にはこう書かれています。

「TOPICに示された問いの答えになっていない場合や、全く関係のないTOPICについて書かれていると判断された場合は、すべての観点で0点と採点されることがあります。」

語彙や文法の正しさが、この判定を覆すとは書かれていません。

まず問いに答えているかどうかが見られる、という順番です。

英検準1級のライティングで減点される書き方は4つ挙がっています

0点の条件のほかに、公式は減点につながる書き方を並べています。

公式の見出し 公式の説明
英語ではない単語を使った解答 説明がなく、その言語を理解できない人には分からない場合は減点対象
意見と矛盾する理由や説明がある 意見を支える理由としてカウントできないため減点の対象
理由に対する説明や補足がない 具体的な例や説明を付け加えて説得力を持たせる
関係の無い内容が含まれている 論理に一貫性がないと判断され【構成】の点で減点の対象となることがある

2つ目については、公式が具体的な形を書いています。

「TOPICに対して”Yes”と解答した場合は基本的には”Yes”である理由や説明だけを、”No”と解答した場合は基本的には”No” である理由や説明だけを書くようにしましょう。」です。

両論を並べて公平に見せる書き方は、ここでは勧められていません。

3つ目については「理由を書く際は具体的な例や説明を付け加えてより説得力のあるものにしましょう。」と書かれています。

英検準1級のライティングで公式が勧めている書き方

観点ごとにアドバイスが添えられているので、そのまま並べます。

  • 内容=「多様な観点から考えて、意見を支える論拠や説明がより説得力のあるものになるようにしましょう。」
  • 構成=「伝えたい情報の流れや展開を示す表現(接続詞など)を効果的に使って、自分の意見とその理由や英文全体の構成をより分かりやすくするようにしましょう。」
  • 語彙=「文脈に合わせて多様な語彙や表現を適切に使用して、自分の意見とその理由を十分伝えられるようにしましょう。」
  • 文法=「多様な文のパターンを適切に使用して、自分の意見とその理由をより効果的に伝えられるようにしましょう。」

4つのアドバイスはすべて「意見とその理由」という言葉で終わっています。

観点の名前は違っても、見ているものは同じ方向を向いています。

英検準1級のライティングが合否にどう効くのか

公式は合否の判定方法をこう説明しています。

「一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能(4級以下はリーディングとリスニングの2技能)の各技能別スコアの合算で合否を判定いたします。」

準1級の一次試験の合格基準スコアは1792です。

級 一次試験 二次試験
1級 2028 602
準1級 1792 512
2級 1520 460

公式は「各級の合格基準スコア(英検CSEスコア)は変動しません。」とも書いています。

ライティングは3技能のうちの1つとして、この1792の中に合算されます。

英検準1級のライティングとCEFRの関係

公式は技能別スコアとCEFRレベルの対応表を出しています。

Writingの欄を抜き出すと、次のようになります。

CEFRレベル Writingの英検CSEスコア
C1 666 〜
B2 586 〜
B1 472 〜
A2 415 〜
A1 316 〜

公式の表では、B2のCEFRレベルを算出できる級として準1級と1級に○が付いています。

また注記として「準1級を受験された場合、4技能総合スコアが、2級の合格基準スコアである1980未満だと4技能総合CEFRが表示されません。」と書かれています。

4技能総合CEFRについては「4技能すべてを受験しないと「4技能総合CEFR」は表示されません(一次試験の成績のみでは表示されません)。」という条件も付いています。

英検準1級のライティングは1級と何が違うのか

1級を見据えているなら、公式の文言の差を見ておくと分かりやすくなります。

項目 準1級 1級
1問目 英文要約(文章の内容を英語で要約する。) 英文要約(文章の内容を英語で要約する。)
2問目 英作文(指定されたトピックについての意見を英語で論述する。) 英作文(指定されたトピックについての意見を英語で論述する。)
リーディング・ライティングの時間 90分 100分
短文の語句空所補充 18問 22問
一次の合格基準スコア 1792 2028

公式の文言で見るかぎり、ライティングの出題形式は準1級と1級で同じです。

違うのは時間と、同じ時間を分け合うリーディングの量、そして基準スコアです。

英検準1級のライティングについてよくある質問

公式に書かれていたことと、書かれていなかったことを分けて並べます。

ライティングは何問ありますか

2問です。

公式の表に英文要約1問と英作文1問が並んでいます。

採点の観点はいくつですか

4つです。

内容、構成、語彙、文法と公式に書かれています。

語数の指定はありますか

公式の試験内容のページと採点の観点のページには、準1級の語数の指定は書かれていませんでした。

要約と英作文のどちらから解くべきですか

解く順番についての指示は、公式ページにはありませんでした。

全部0点になることはありますか

あります。

公式に「すべての観点で0点と採点されることがあります。」と書かれています。

時間は何分ありますか

リーディングと合わせて90分です。

英検準1級のライティングを調べるときに見る公式ページ

この記事で使った公式ページを並べておきます。

  • 準1級の試験内容(形式・課題・問題数・試験時間)
  • ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)
  • 英検CSEスコアとは(合否判定のしくみ・合格基準スコア・CEFR対応)

いずれも2026年9月16日に確認しました。

出題形式は年度で変わることがあるので、受験する回の案内は必ず公式で確かめてください。

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